iOS全体の無料アプリランキングで上位に入り、カテゴリランキングで1位になった話題のアプリ「CASH」。
想定以上の利用があったようで、公開後16時間34分というスピードで、一部サービスの利用が制限されたほどです。
ただ、まだまだ認知度は低いですし、使わず嫌いの方も相当数いることでしょう。
そこで今回は、CASHって何?そもそも何ができるの?というところから徹底的に解説します。
CASHとは?
CASHとは、ブランド物の服、電子機器などのアイテムをオンラインでお金に換えるアプリです。
基本的なアプリの使い方はこちら。
- お金に換えたいアイテムを登録する
- アイテムがいくらなのか査定される
- アプリ独自のお金がアプリに追加される
- 3のお金を本物のお金として引き出す
- アイテムを郵送する
以下、補足情報です。
アプリ独自のお金=通常の通貨
「アプリ独自の〜」という表現から、「え、ビットコインみたいな仮想通貨?ちょっと怪しいかも…」と思う方もいるかもしれませんが、仮想通貨ではなく、通常の通貨と同じように扱われます。
値上がりも値下がりもなく、10ポイントで1円みたいなシステムでもありません。査定金額が1000円であれば、1000円を引き出せます。(※250円の手数料が別途かかります)
僕も実際にお金を引き出しましたが、「アイテムをお金に換えて、翌日には自分の銀行に振り込まれている」という体験はすごく新鮮でした。
換金できるアイテム
執筆時点で査定できるアイテムは、主にブランド物の服です。
iPhone・iPadなどの一部の電子機器は買い取り対象ですが、
- CD
- DVD
- 書籍(本)
- ゲーム
などは買い取り対象外です。
アイテムの状態は誰もチェックしない
アイテムを登録する段階で画像をアップロードするんですが、人力で1つ1つ確認するわけでもなく、人工知能が状態を判別してくれるわけでもありません。
今のところは、アイテムの情報だけで査定金額が決まります。
例えば、服や靴などの査定金額はだいたい1000円になります。ティンバーランドのイエローブーツも1000円でした。
郵送の準備は梱包だけ
荷物を用意して、コンビニに持参して、伝票(送り状)を書いて…という面倒な作業は一切なし。
アプリ内で集荷依頼が可能で、伝票を用意する必要もありません。準備はアイテムの梱包だけです。(送料も無料)
メルカリやヤフオクとの違いは?
「物をお金に換える」というサービス内容から、「メルカリとかヤフオクと何が違うの?」と疑問を抱いている方もいるかと思いますが、結論から言うと、CASHはそれらとは一線を画するアプリです。
メルカリやヤフオクは個人間取引(CtoC)ですが、CASHは企業と個人の取引(BtoC)です。
メルカリやヤフオクは、どこかの誰かに自分のアイテムを売ったり、どこかの誰かからアイテムを買いますが、CASHは、株式会社バンク(CASHの運営元)に自分のアイテムを売るだけです。
▼こちらは荷物を送る時にもらう控え。
匿名配送できる?
そういった理由から、匿名配送はできません。というか、匿名配送をする必要がありません。
なぜなら、どこかの誰かにアイテムを送るわけではなく、CASHの運営元に荷物を送るので、住所や名前を知られても問題ないからです。
「見ず知らずの人に自分の名前や住所を知られるの怖いな…」というニーズがあってこその匿名配送なので、CASHに関しては匿名配送がなくても心配無用です。
CASHの利用シーンは?
これからCASHがどう進化していくのかわかりませんが、メルカリやヤフオクで高く売れないもの、すぐに売れないものを売るのが、今のところのベストな使い道だと思います。
速効性・確実性で言えば、間違いなく優秀なアプリですからね、CASHは。
また、アイテムを売ってお金を得るまでにかかる手数料が基本的に250円だけというのも魅力的なポイントです。
販売手数料や送料なども無料なので、フリマアプリで出品して値段が同じか少し高い程度であれば、CASHを利用した方が断然お得です。
ただ、良くも悪くもあまりにも身軽なアプリなので、これから大幅にシステムが刷新される可能性もあります。
まとめ
「アイテムをお金に換えたけど、やっぱり手放したくない…!」というパターン以外、フリマアプリと同じ感覚で使えるアプリです。
というより、「アイテムを手放さない」という選択肢が増える分、フリマアプリやオフラインの買い取りサービスより使い勝手が良いとも言えます。
(その選択肢があるからこそ、レンディングアプリとも言われているわけですが)
アプリは無料なので、気になった方は一度試してみてはいかがでしょうか?
以上、ご参考までに!(`・ω・´)ゞ