生まれてから1年と6ヶ月。
これまで病気にかかったことがなかった娘が先日初めて「病気デビュー」してしまいました。
明け方に嘔吐し、体に特に異変がなかったので、最初は「あれ、口の中に自分の指でもツッコんじゃったかな!?」と思っていたんですが、この時すでに「感染性胃腸炎」というやつになっていたみたいで。
まあ、平たく言えばアレですよ、「ノロウイルス」ですよ。
今はすっかり完治したんですが、それから数日間、めでたく我が家はバイオハザード的な生活を送ることになりましたさ。。
インフルエンザと同じくらい注意喚起される病気ではありますが、老婆心ながら僕からも感染性胃腸炎の怖さや対策を紹介させていただきます。
感染性胃腸炎(ノロウイルス)ってどんな病気?症状は?
ノロウイルスと言えば「嘔吐」というイメージがありますが、今回1番大変だったのが「下痢」の処理です。
- 色は緑色
- 酸っぱい臭い
- 必ず「水状のうんち」
- 回数が多すぎる
と、明らかに変調をきたしていて、1日で20〜25回くらいおむつを替えていました。
水状なので仕方ありませんが、おむつからは高確率でうんちが漏れ、服やシーツは毎回汚れ、手洗い(洗濯)だけでも体力を消耗しましたね。。
離乳食デビューの前にもうんち漏れの処理をしますが、それとは比べ物にならないほどキツイことだけは言っておきます…!
下痢をしていること以外は普通
また、これは良いことなんですが、下痢をしていること以外は普通なんです。
発熱もなく、ぐったりするわけでもなく、お腹が痛いと泣き叫ぶわけでもなく、いつもと同じく元気でした。
(それだけに、お出かけできないのが心苦しかったですが…)
対策はあるの?
感染性胃腸炎にもいくつか種類があり、予防接種をすることで対策できるものもありますが、ノロウイルスに関しては予防接種がないので、手洗い・うがいが基本的な対策になります。
あとは、流行っている時期に極力外出しないことですかね。それが最も重要な対策になるかと。
また、月齢(年齢)によっては、うがいができませんが、その場合は水やお茶を飲ませましょう。
喉にウィルスがあるよりも飲み込んでしまった方が良いそうです。
汚物処理は要注意!
赤ちゃんが感染性胃腸炎にかからないように注意するのと同じくらい重要なのが「汚物処理のやり方」です。
- 手袋
- マスク
を付けずに吐瀉物(吐いた物)や排泄物(うんち)を処理すると接触感染する危険があります。
手袋をして娘の吐瀉物を処理した妻が感染したくらいなので、マスクも重要なアイテムだと思われます。
また、吐瀉物にしろ排泄物にしろ、処理した後は必ず「手洗い・うがい」ですよ!
治し方は?
ちゃんと対策しても感染性胃腸炎になってしまうことも多いと思いますが、赤ちゃんにしろ、大人にしろ、感染後はすぐに病院に行ってください。
我が家では、妻と娘が感染性胃腸炎になったんですが、それぞれこんな感じの薬を処方されました。
娘 | 妻 | |
---|---|---|
症状 | 下痢 | 吐き気、下痢 |
処方された薬 | 整腸剤 | 胃酸分泌抑制薬、腸の調子を整える薬、下痢止め、食欲不振改善薬、解熱剤 |
妻はしばらく胃の不調を訴えていましたが、娘は2〜3日で回復しましたよ。
ちなみに、整腸剤はお馴染みの「ビオフェルミン」でしたが、市販されているものは赤ちゃんは飲めないので必ず病院に連れて行ってくださいね。
水分補給はこまめに
嘔吐も下痢も、回数が多くなると「脱水症状」になる危険があるので、こまめに水分補給する必要があります。
病院で処方される薬も速効性があるわけでないので、まずは基本的なところから改善していきましょう。
食べさせてはいけない物
「消化の負担になるもの」を食べるのは当然避けるべきですが、病院の先生からは「ヨーグルトは食べさせないでね」と強く言われました。
感染する前は問題ないと思いますが、感染が疑われる場合はすぐに違う食べ物をあげてくださいね。
まとめ
- 流行中の時はなるべく外出しない
- うがい・手洗いをする
などの対策も重要ですが、感染後の対応も頭に入れた方が良いかもしれません。
- 急な嘔吐
- 緑色の酸っぱい臭いの下痢
- 発熱
などのサインを見逃さず、二次感染しないように汚物処理をし、すぐに病院に行きましょう。
赤ちゃんの場合は回復までに1週間くらいかかることも珍しくないそうなので、早めの受診が吉ですよ!