スマホのバックライト関連メーカー!(LED・反射板など)

業界研究 By シェフ

タッチパネル・液晶パネルに続き、スマホの部品メーカーについて勉強していきましょう。

今回はスマホのバックライトの関連メーカーが登場します。

やはり、大手と言われる企業はいくつもの部品の製造に携わっていますね。

みなさんが知っている部品メーカーはどれくらいあるでしょうか?

完成品販売メーカーの過去記事はこちら。

世界のスマホメーカーのシェア・ランキング!Appleは何位? MORIAWASE もっと見る

業界地図を片手にウィキペディア先生に補足してもらいながら進めていきます。

では早速始めましょう!



プリズムシート・拡散シート

主な企業はこちらの3社。

  1. KIMOTO
  2. ツジデン
  3. 恵和
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

KIMOTO

永年培ってきたコア技術と独創的なアイディアにより、電子・工業分野に多種多様な高機能性フィルムを提供しております。液晶バックライト関連材料および高機能コーティング技術は、多くの電子・工業メーカーから高い評価をいただいております。近年は、電子・工業メーカーからの多様化するニーズに対応するため積極的な製品開発を進めるとともに、クリーン環境下でのコーティング技術および品質管理の向上等に注力しております。

引用:電子工業材料事業

ツジデン

弊社のバックライト用光学フィルムは、それまで誰も使用していなかったアクリル真球状粒子の拡散性・透明性・集光性に目をつけ、それを使用した光拡散フィルムを開発したのがはじまりです。
1991年には少量ですが、それまでの拡散フィルムより10%以上も輝度が向上する光拡散フィルムの特性により、はじめてLCDメーカーに採用されました。

現在では、ノートパソコン ・タブレット・スマートフォン等モバイル製品、デスクトップパソコン等の省スペース、薄型 ・大型液晶モニタ、液晶テレビ等の長時間点灯、照明 ・看板用、その他の高輝度要求等、バックライトの仕様やLCDの用途に応じて、約30種類もの光拡散フィルムを揃えております。
また、同様に光反射フィルムにつきましても、数種類製品化しております。

引用:製品情報

恵和

拡散フィルム OPALUS/オパルス

ライトから出る光を拡散するフィルム。

エネルギーを有効に利用して、明るさがアップするとともに、光ムラのない美しい画面を実現します。

引用:光をスマートに美しく。

ベースフィルム(プリズムシート・拡散シート)

主な企業はこちらの2社。

  1. 東レ
  2. 帝人デュポンフィルム
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

東レ

東レ株式会社(とうレ、英称:Toray Industries, Inc.)は、東京都中央区日本橋室町に本社、大阪府大阪市北区中之島に大阪本社を置く、合成繊維・合成樹脂をはじめとする化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業。

三井グループの中核企業の一つとしてその名を知られており、コーポレート・スローガンは、「Innovation by Chemistry」(化学による革新と創造)。社名にあるレは化学繊維のレーヨンを意味する(旧社名:東洋レーヨン)が、同社は現在、レーヨンの生産は行っていない。

引用:ウィキペディア

帝人デュポンフィルム

帝人株式会社と米国デュポン社は、折半出資により2000年1月に世界最大のポリエステルフィルムのグローバル合弁会社(Teijin DuPont Films)を設立しました。グローバル合弁会社は、テイジン®テトロン®フィルム、テオネックス®PENフィルム、マイラーフィルム、メリネックス®フィルムのブランドと技術基盤を引き継ぎ、先端技術産業のパートナーとして、市場ニーズを先取りした革新的・創造的な技術と商品の開発を通じて、お客様の多様なニーズと期待に応えてまいります。また、日本をはじめ、米国、欧州(ルクセンブルグ、英国)、アジア(インドネシア、中国)の6カ国に地域合弁会社が設立されており、工業用、包装用、磁気用の幅広い用途向けに、それぞれの地域のニーズに対応した高機能ポリエステルフィルム製品群を、地域の販売網を通じてお客様にお届けします。

引用:会社概要

LED

主な企業はこちらの2社。

  1. 日亜化学工業
  2. 豊田合成
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

日亜化学工業

日亜化学工業株式会社(にちあかがくこうぎょう)は徳島県阿南市に本社を持つ化学会社。略称として、日亜(にちあ)・日亜化学(にちあかがく)等と言われる。

発光ダイオードなどの電子デバイスや蛍光灯などに使われる蛍光体を扱う。以前はストレプトマイシンの製造にも携わっていた。

1956年、小川信雄が徳島県阿南市に設立した。蛍光灯用の蛍光体、ブラウン管テレビ用の蛍光体のメーカーとして成長した。高輝度青色発光LEDを製品化以降は、製品で会社が世界的に知られるようになった。なお現在の主力製品は青色LEDと蛍光体を組み合わせて製品化した白色LEDであり、主に携帯電話のバックライト用として生産されている。

引用:ウィキペディア

豊田合成

豊田合成株式会社(とよだごうせい、Toyoda Gosei Co., Ltd.)は、愛知県清須市春日長畑1に本社を置く日本の大手輸送機器・電気機器メーカー。トヨタグループの主要企業では唯一社名の読みを「とよだ」としている

1949年6月15日にトヨタ自動車工業のゴム研究部門が独立し、国華工業名古屋工場を経て名古屋ゴム株式会社として創業した。その後1973年に豊田合成株式会社に改称した。トヨタアセットマネジメントが販売するトヨタグループ株式ファンドを構成する会社である。トヨタグループであるが、トヨタ自動車以外の自動車メーカーにも製品を提供している。

主に自動車の内装部品を手がけていて、LED製品の生産も行っている。

引用:ウィキペディア

サファイア基板(LED)

主な企業はこちらの3社。

  1. 住友化学
  2. サソール(米)
  3. バイコウスキー(仏)
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

住友化学

住友化学株式会社(すみともかがく、Sumitomo Chemical Company, Limited)は、住友グループの大手総合化学メーカーである。国内化学メーカーとしては、三菱ケミカルホールディングスに次いで第2位。 主要子会社としては、大日本住友製薬が挙げられる。

住友化学は日本の化学メーカーにおいてもとりわけ海外事業に注力してきた歴史があることで知られる。2010年度からアジアをはじめとする海外売上高が5割を超えている。

引用:ウィキペディア

サソール(米)

情報が少ない…

こちらのホームページを参照してください!

バイコウスキー(仏)

バイコウスキーは1904年にフランスで設立された、100年以上の歴史を持つアルミナを主体とした超微粉末製造メーカーです。現在も高純度アルミナ(酸化アルミニウム)、スピネル、セリア(酸化セリウム)などの超微粒子を世界の電子部品、照明、ファインセラミックス業界等に原材料、研磨材として供給し、先端技術を支ています。ほとんどの製品は各顧客の用途・技術に合わせたスペシャリティープロダクトであり、現在も市場の要求に応え、強力なR&Dチームが品質改良、新製品の開発に日々取り組んでおります。また市場の需要に対応した生産量の増強、コストダウンを目指し、必要な投資を続けています。

バイコウスキージャパンは1988年に設立され、とくに1998年以降バイコウスキーグループの研磨スラリー開発・製造の中心的役割を担って活動しております。電子部品、半導体、磁気メディア、光学製品等に用いられる幅広い単一材料、複合材料のスペシャリティースラリーの開発、製造を活発に行っております。

引用:会社情報

封止材(LED)

主な企業はこちらの2社。

  1. 住友化学工業
  2. 東レ・ダウコーニング
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

信越化学工業

信越化学工業株式会社(しんえつかがくこうぎょう、英: Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の化学メーカーである。

塩化ビニル樹脂、半導体ウエハ、シリコーン樹脂、希土類マグネットなどを主力商品とする。特に塩ビとウエハでは世界シェア首位。

近年、金川千尋会長によるトップダウン経営により急速に業績を伸ばしており、13期連続の増益を達成していた。東証1部の化学セクタに上場する企業としては唯一、TOPIX Core30に組込まれており、同セクタ内で最大の時価総額を誇る企業である。また、製品では業界内でシェアが高いものも多い。

引用:ウィキペディア

東レ・ダウコーニング

東レ・ダウコーニング株式会社(とうレダウコーニング、Dow Corning Toray Co.,Ltd.)は、 ダウコーニング・ホールディング・ジャパンと東レの合弁会社。
ダウコーニング・ホールディング・ジャパン、東レのそれぞれの出資比率は65%と35%である。

主な事業として、シリコンを利用した電子機器、自動車部品、建築資材、化粧品等の開発、製造及び販売を行なっている。

引用:ウィキぺディア

蛍光体(LED)

主な企業はこちらの2社。

  1. 三菱化学
  2. 電気化学工業
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

三菱化学

三菱化学株式会社(みつびしかがく)は、東京都千代田区丸の内一丁目に本社を置く日本国内トップの総合化学メーカー。三菱グループに属し、三菱ケミカルホールディングスの完全子会社。他に三菱樹脂および田辺三菱製薬、三菱レイヨンを傘下に抱える三菱ケミカルホールディングスは日本最大級の総合化学会社にして、ダウケミカル・BASF・デュポン・バイエルに続く世界第5位である(2016年現在)。

引用:ウィキペディア

電気化学工業

デンカ株式会社(英文名:Denka Company Limited)は、日本の総合化学品会社。化学肥料・セメントの商標は軍配印。旧社名は「電気化学工業株式会社」(でんきかがくこうぎょう)。

引用:ウィキペディア

反射材(LED)

主な企業はこちらの1社。

  1. クラレ
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

クラレ

株式会社 クラレ(英: KURARAY CO.,LTD)は、化学、繊維をはじめとする日本の化学企業グループである。

近代日本を代表する実業家の一人でもある大原孫三郎により、1926年にレーヨンの国産化を目的として設立される。同社の代表的製品でもあり、ランドセルで有名な人工皮革「クラリーノ」や、機能性樹脂「エバール」「クラレポバール」、高機能エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、合成繊維「ビニロン」「ベクトラン」、乾式不織布「クラフレックス」など代表的製品も数多く存在する。

「マジックテープ」(一般名:面ファスナー)はクラレの登録商標である。

倉敷紡績(クラボウ)の経営多角化を目的に大原一族が創業したが、現在はクラボウとの関係は営業面のみに関するものであり、人的関係や資本関係は一切ない。

引用:ウィキペディア

導光板

主な企業はこちらの2社。

  1. 住友化学
  2. 三菱レイヨン

住友化学は割愛します!

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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

三菱レイヨン

三菱レイヨン株式会社(みつびしレイヨン)は、東京都千代田区に本社を置く日本の大手合成繊維・合成樹脂メーカー。三菱グループの一員であり、三菱金曜会[1]・三菱広報委員会[2]の会員企業である[3][4]。メタクリル酸メチル樹脂(MMA樹脂)世界首位、炭素繊維世界3位。

引用:ウィキペディア

反射フィルム

主な企業はこちらの2社。

  1. スリーエム ジャパン
  2. 帝人デュポンフィルム

帝人デュポンフィルムは割愛します!

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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

スリーエム ジャパン

スリーエム ジャパン株式会社(スリーエム ジャパン、英称:3M Japan Limited)は、米国3M社が100%出資する化学・電気関連のメーカー。主に3Mの製品の販売を行っている。旧社名、住友スリーエム株式会社(英称:Sumitomo 3M Limited)。

1961年(昭和36年)に米3M社と住友電気工業、日本電気(NEC)の3社の合弁で創業[1]。

2003年にNECが3M社に株式譲渡して撤退[1]。

そして、2014年(平成26年)9月1日付で住友電工も3M社に株式を譲渡して住友グループとの合弁を解消することになった[2]。

その株式譲渡が実行されて3M社の100%子会社となったため、2014年(平成26年)9月1日に社名を住友スリーエム株式会社からスリーエム ジャパン株式会社に変更した[1][3]。

引用:ウィキぺディア

組み立て

主な企業はこちらの2社。

  1. ミネベア
  2. オムロン
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引用:日経業界地図 2016年版34ページ

ミネベア

ミネベア株式会社は、長野県北佐久郡御代田町に本社を置くベアリング、モーターを中心とする電器部品メーカー。直径22mm以下の小径・ミニチュアサイズのボールベアリングでは、シェア世界一[要出典]である。略称はNMB(Nippon Miniature Bearing)。生産の6割をタイ王国で行うほか、中華人民共和国などにも工場を持つ。

高橋高見が会長・社長時代、多角化を目指し、M&Aを積極的に行い規模が拡大し、一時はミネベア航空という自社専用の貨物航空会社まで持つ程であった。しかし、収益力の低下と下諏訪町にある三協精機製作所(現日本電産サンキョー)の買収に失敗し本業回帰に転換している。(三協精機は2003年に日本電産が買収)

新中央工業を合併後、警察や自衛隊向けの拳銃や機関拳銃も開発・製造している。日経225銘柄の一社である。

引用:ウィキペディア

オムロン

オムロン株式会社(英: OMRON Corporation)は、京都府京都市に本社を置く日本の大手電気機器メーカー。

創業者は立石一真。センシング&コントロール技術を核とした産業向け制御機器やシステム、電子部品のほか、ヘルスケア製品等を展開する「オムロングループ」の中核企業の役割を担っている。

制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器・サービス事業の主要5事業を、一部分社化を含め、カンパニー制で展開している。

世界初の無接点近接スイッチを開発するなど産業用オートメーション機器に強みを持つが、一般消費者には健康医療機器で知られる。家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇る。また、自動改札機、ATM(現金自動支払機)など世の中にない製品を創り出すベンチャー精神がある。これらはプロジェクトXで取り上げられた。近年では、液晶テレビのバックライトが知られる。かつてはプリントシール機の開発の大手でもあり、グループ会社だったオムロンエンターテインメントがOEMおよび自社ブランドで販売をおこなっていた。なお、現在はグループを離脱している。

社名は、立石電機株式会社時代に本社を置いていた京都市右京区花園の通称「御室」(おむろ)から。創業地としても知られる。なお、現在その跡地は住宅地となっているが、創業記念碑が建立されている。

世界7極に地域統括本社を設置(日本、アメリカ、オランダ、中国、シンガポール、インド、ブラジル)。中国を中心とした海外へのビジネス展開に積極的で、既に連結での海外売上比率は5割を超えている。

引用:ウィキぺディア

まとめ

スマホのバックライトメーカーについてまとめてみましたが、いかがでしたか?

やはり、別の業界研究の時に登場した企業がたくさんありましたね!

次回はまたボリューム満点の記事になりそうです…!

内容はこんな感じ。

  1. プロセッサー
  2. コア
  3. フラッシュメモリー
  4. SAWフィルター
  5. セラミックコンデンサー
  6. 水晶振動子
  7. コイル
  8. DRAM
  9. GPSチップ
  10. 無線LANモジュール
  11. ジャイロセンサー
  12. 電子コンパス
  13. パッケージ
  14. カメラ
  15. CMOSセンサー
  16. レンズ
  17. ピエゾ素子
  18. 電磁波シールドフィルム
  19. 基板

…頑張ります!お楽しみに!


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