ブラック企業の特徴と見分け方。就活・転職活動中の方必見!

  • 腹黒
  • 黒光り
  • 黒うさぎ
  • 黒煙
  • 黒塗り

なんで、「黒」という字があると、こうも「怪しげ」で「怖い」感じがするんでしょうね。僕が「黒」と聞いて安心するのは「黒木瞳」くらいです。

これと同じ理由からか、悪いイメージのあるものは「ブラック〇〇」や「〇〇ブラック」と呼ばれることがあります。

その代表格と言えば、もちろんブラック企業ですよね。ブラック会社とも呼ばれます。

  • 悪質な雇用条件
  • 過酷な労働環境
  • 高い離職率

など、「雇用する側と雇用される側のバランスが非常に悪い会社」がそれにあたります。中には、人権を無視するようなひどい企業も。

しかし、一部の有名なブラック企業は別として、どんな会社がブラックなのかは広く知られていません。その特徴や見分け方も同様に知られていません。

そこで今回は、ブラック企業の特徴とその見分け方について、経験則で語ってみます。就活・転職活動中の方に参考にしていただければ嬉しいです。



トップダウン経営をしている

絶対的な権力・発言権・決定権がトップの人間(経営者・社長など)にあり、気持ちを汲み取ってくれない会社は、ブラック企業の可能性大です。

トップの許可がないと何もできない上に、トップの指示に従うことが絶対なので、劣悪な労働環境になってしまうことが多いからです。

  • 上からの指示がないと何をすればいいかわからない人が多い
  • 「〇〇していいですか?」から仕事を始める人が多い
  • 社長の顔色ばかり気にしている人が多い
  • 上からの依頼にNOと言っている人がいない
  • 依頼ではなく「命令」されている人が多い
  • 経営者・社長と管理職(係長や部長など)の距離感が遠い
  • トップの人間が高圧的

こういう会社は、ブラックな匂いがプンプンします。就活生であれば、インターンの時に確かめてみてはいかがでしょうか?

転職活動をしている人はそういうチャンスが少ないかもしれませんが、数時間だけ見学させてもらうとか、面接の時にチラッと業務風景を見せてもらうとか、確かめる方法はいくつかあります。

むしろ、そういうことを好意的に感じる会社が多いので、自分をPRするためにも効果的かもしれませんよ。

「超」優秀な人がいる

以前に少し言及したこともありますが、「超」優秀な人がいる会社も気をつけた方がいいです。

  1. 入社2年目で年収1000万円をもらうAさん
  2. 入社後半年で管理職になったBさん
  3. 1ヶ月で100万円のインセンティブをもらうCさん

▲このような、「ほんの一握りの従業員」の活躍ばかりをアピールするような求人広告を掲載している会社はちょっと怖いですね。

従来の方法を見直すことにより、生産性の向上に成功。同じ時間・労働力で2倍の成果をあげることができました。今後は、これをシステム化する予定です。

みたいな話であれば問題ないんですが、一部の圧倒的に活躍している人って、単純に労働力が突出しているのがほとんどなんですよね。

  • 休みは暇だから働きたい
  • お金が必要だから残業したい
  • お金をがむしゃらに稼ぐことが楽しい

 

でも、考えてみてください。そういう「一般的にブラックと呼ばれる労働条件で働く人」以外の人が、気持ち良くホワイトな条件で働けますか?多分無理ですよね?

「あいつは特別だから、キミたちはのんびり働いてOKだからね♪僕は平等に接するよ♪」みたいな経営者でない限り、その他の従業員も同じレベルを求められるはずです。

  • あいつはこんなに頑張ってるのに
  • あいつは休みなく働いているのに
  • あいつを見習えよ

こんな小言は少なからず言われるでしょう。こんなに「居心地が悪いホワイトな環境」の会社は、もはや「ブラック企業」ですよね?

「体育会系のノリ」をアピールしている

「求人広告」や「ホームページ」でたまに見る「体育会系のノリ」をアピールしている会社。これもちょっと危険です。

  • 飲み会多め
  • 残業多め
  • 問題・課題は「労働力」で解決することが多い
  • 社長と従業員の距離感が近い

このような特徴があります。言わずもがな、こういうのが苦手なイマドキの若者にとっては、こういう会社は「ブラック企業」になります。

イマドキの若者は、「高い給料」よりも「プライベートな時間」を優先する傾向にありますからね。抵抗感はあるでしょう。

  • 会社の飲み会行きたくない
  • 残業したくない
  • 楽したい
  • プライベートで会社の人とつながりたくない

▲こんな若者にはおすすめできません。高校の部活のような、松岡修造のような、そんな熱量を求める方におすすめします。

ただ、和気藹々としていて、プライベートでも遊ぶくらい従業員同士の仲が良くて、何よりも気持ちを優先するので、一概に「ブラック企業」と呼べないのもポイントです。

まとめ

正直、こんな会社はたくさんあるので、すべてを除外してしまうと選択肢が少なくなってしまうと思います。ブラック企業って身近にあるんですよ。

そして、何をもって「ブラック企業」とするかも重要ですよね。視点が変われば、グレーもブラックになるので。

  1. 給料が低い会社がブラックだ!
  2. 残業が多い会社がブラックだ!
  3. 福利厚生が充実してない会社がブラックだ!
  4. 社長が傲慢な会社がブラックだ!
  5. 人間関係が悪い会社がブラックだ!
  6. 休日出勤させる会社がブラックだ!

最終的に「嫌なことが一つでもある会社がブラックだ!」なんて結論になりそうですが、すべて真っ白な企業もそうそうありません。

まずは、「自分が本当に譲れない条件は何か?」を考えることも必要かもしれませんね。


カテゴリー:脱ブラック企業

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