ここ数年、目にすることの多いフィンテック関連のニュース。
最近も、「俺がビットコインの発明者だよ〜」というニュースが大きく取り上げられましたよね。(誰でもいいわ!)
今さら、フィンテックとは何か?を説明する必要もありませんが、簡単に言うと「金融(お金)とITを合わせた技術」のことです。
- インターネットバンキング
- 自動家計簿
- インターネットの株取り引き
などは身近な例ですね。もう銀行とか必要なくなるかもしれません。
新しい技術が登場して、生活が劇的に便利になっていく。今まで夢の話だったものがどんどん当たり前になっていく。
本当に刺激的な時代になったものです。
投資の世界も劇的に変化していく
「募金感覚での投資」がアメリカで浸透しつつあるそうですが、日本でも間違いなく流行ります。
いや、流行るというか、それが当たり前の世界になるはずです。これは予定調和です。
- 被災地・被災者への募金
- 難病の子どもを救うための募金
などの募金は「能動的」ですが、募金感覚の投資は「受動的」になるでしょう。いや、「半受動的」と言うべきでしょうか。
身近な例では、お釣りを「返す」か「投資する」か選べるようになります。
- セブンイレブンで買い物をした「お釣り」で投資
- イオンで買い物をした「お釣り」で投資
もちろん、最初は株主優待を期待することはできません。でも、お釣りの50円といえども、投資をすれば立派なオーナーです。
毎日コンビニで買い物をする人にとっては、50円のお釣りでも月に1500円の投資。年間では18000円の投資です。
その18000円が10年間で18万円(180000円)になる可能性ももちろんあります。
ポイントをつけるか投資をするか選べる
先ほどは現金の例でしたが、将来的に現金が必要になるケースもなくなっていくはずです。
- モバイル決済
- クレジットカード
- ビットコイン
などがその役割を担うからです。そして、その時代で注目したいのが「ポイント」です。
ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店はもちろんのこと、楽天やAmazonでもポイントは重要です。
- 500円→480円にする(値引き)
- 500円→500円で買ってもらい20円分の付加価値を与える(ポイント)
「ポイントがもらえるので実質480円ですよ〜」という後者の戦略を多くの企業がとってますよね。
僕は、このポイントも「募金感覚の投資」に必要な存在になると確信しています。
- ヤマダ電機で買い物、もらった「ポイント」で投資
- Amazonで買い物、もらった「ポイント」で投資
つまり、ポイントを「そのままもらう」か「投資する」か選べるようになるわけです。

東京のビッグカメラで買い物したけど、地方にはビックカメラがないしポイントもったいないなぁ

しばらくポイント使う予定ないし、ポイントもらってもなぁ
このように、ポイントをもらっても使う機会がなければ、そのポイントを投資した方がお得ですよね。価値が2倍になるかもしれないし。
追記:この時代が近づいているようです!
この記事を書いてしばらく経ちましたが、日経新聞にこんなニュースがありました。
ベンチャー企業のSTOCKPOINT(ストックポイント、東京・千代田)は、顧客企業の株価に連動して価値が変わるポイントサービスを開発した。消費者は同社と契約した企業の商品購入などを通じて、一定のポイントがたまると実際の株式と交換できる。すでに上場企業数社と交渉しており、7月ごろのサービス開始をめざす。
投資したお金をそのまま現金のように使える時代もくる
「募金感覚の投資」の未来はこれですよね。
投資したお金をリアルタイムで現金のように使える。
- Amazonで買い物をする
- ポイント分(5000円)を投資する
- 数日後、5000円が5400円になる
- 5400円をわざわざチャージしたりビットコインにしなくても、Amazonで5400円分の買い物ができる
…これは面白い!というか、今の時点で想像できちゃってるんだから、こんな時代もすぐにくるんじゃないかなぁ。
「ポイントあげるから、このポイントを使って来月までに買い物してね〜」というサービスもあるけど、あれは雑で面白くないですからね。
また、将来的に「普通の株式投資よりもポイント分を投資した方が価値が上がりやすい」なんてシステムもいいかもしれませんね。
本当の意味でのファンが増えますよ。資金も集まりやすそうだし。とっつきにくい投資の世界が、より身近になることでしょう。
まとめ
と、未来を想像してみたんですが、割とすぐに実現できそうものばかりでしたね。もう少し先が視えないと。
こんな時代になれば、「お金をいかに流通させるか」という悩みもなくなりそうです。
株式投資や経済に興味を持つ子どもも爆発的に増えるでしょう。ジュニアNISAも必要ありません。投資が普通の時代ですから。
いやー、コンビニのレジに置いてある募金箱が「投資箱」になる時代が楽しみですね。
こちらの記事も要チェックです。