死角なし!?コールマン「クアッドマルチパネルランタン」をレビュー

キャンプ By シェフ
コールマン「クアッドマルチパネルランタン」の明るさ

いくら整備されたキャンプ場でも夜は真っ暗になるもの。

そこで必要になるのが明かりを灯す「ランタン」ですが、種類がたくさんありどれを選べば良いか悩んじゃいますよね。

僕もできればコスパが良い物を買おうと色んなランタンを比較したんですが、どれも一長一短でなかなか選べませんでした。

で、悩んだ末に買ったのがコールマンの「クアッドマルチパネルランタン」。

なぜこれを選んだのか、使い勝手はどうか、今回はその辺について詳しくお話しします。



明るさ・機能性・値段のバランスが良い

クアッドマルチパネルランタンの良さはなんと言ってもバランスが良いこと。

  • 「800ルーメン」でかなり明るい
  • LEDだから使用中に触っても熱くない(火傷の心配がない)
  • 着脱式のパネルが4つあり、トイレやシャワールームまでのちょっとした移動や散歩に携帯できる
  • 本体にUSBケーブルを接続すればスマホやタブレットなどを充電できる

これで僕が買った時は「6,431円」でした。

コールマン「クアッドマルチパネルランタン」の価格

 

今は新しいモデルが登場したので、買う場所によってはもっと安く買えます。(定価は1万円ほど)

ちなみに、2018年に登場した新しいモデルは「マイナーチェンジ」した物で、明るさや機能性はこちらのクアッドマルチパネルランタンの方が優れています

他のランタンを見ても、これほどバランスが良いランタンは少ないので、これの上位版が登場しない限りはまだまだ「買い」だと思います。

メインのランタンとしてはぴったりですよ。

 

詳しいレビューなどは以下に続きます。

800ルーメンだから一台でも十分明るい

コールマン「クアッドマルチパネルランタン」の明るさ

ランタンで最も重要なのは当然「明るさ」ですが、クアッドマルチパネルランタンは最大800ルーメンと高い数値になっているので一台でも十分明るいです。

本音を言えば1000ルーメンくらいあるのが理想ですが、辺りにまったく明かりがなくても問題ないレベルなのでご安心を。

これはマイナーチェンジモデル「2マルチパネルランタン」との大きな違いにもなっていて、2マルチパネルランタンの方は400ルーメンしかありません。

400ルーメンだと他にもランタンが必要になるのでご注意ください。

(過ごせないレベルではありませんが、かなり暗いです)

また、明るさは60〜800まで段階的に調整可能で、上部の電源ボタンを押す度に明るさが変わります。

火傷の心配がないのは家族連れには嬉しい

「ランタンはやっぱりガス式だよね〜」という気持ちはすごくわかりますが、LED式の1番の魅力は火傷の心配がないこと。

ガス式のランタンで火傷した経験がありますが、あれ想像以上に熱くなるんですよ。

大人でも不注意で火傷することもあるので、安全性という面ではやはりLED式に軍配が上がりますよね。

ファミリーキャンプにおいて危険が少ないことは魅力だと思います。

充電機能はけっこう便利

コールマン「クアッドマルチパネルランタン」でiPhoneを充電

「これ必要かな?」と思ったのが充電機能。

本体にUSBポートがあり、スマホやタブレットなど様々な機器を充電できます。

普通にモバイルバッテリーを使えばいいとも思いますが、モバイルバッテリーを持っていない方や持ち物を減らしたい方にとっては重宝する機能ですよ。

もちろん、USBポートで電源を供給しているので充電以外にも利用できます。

邪道だとは思いますが、夏に扇風機を使うのも良いかもしれませんね(笑)

ちなみに、点灯しながらの充電も可能です。

着脱パネルは意外と使う

コールマン「クアッドマルチパネルランタン」の独立パネル

充電機能と同じく「これ使うかな?」と思ったのが着脱式の発光パネル。

4つのパネルすべてがライトとして使えるこのランタン最大の特徴でもあります。

当初は「スマホのライトで十分じゃない?」なんて思っていたんですが、意外と使いましたね。

まず、「あ、このライトあって良かった〜」と思ったのは、iPhoneを充電していた時。

こういったところでもスマホの機能に依存していると何かあった時に困るよなーと実感しました。

あと、スマホと違って雑に扱えるのも良いですね。

用を足している時や手を洗っている時に棚の上に置いたり、防水性能があるので手が濡れた状態で持っても抵抗がありません。

その他、

  • このパネル単体で最大100ルーメンもあって明るい
  • ハンドルあり(スタンドにもなる)
  • 明るさ、発光の仕方は段階的に調整可能
  • 本体に取り付けるだけで充電できる
  • マグネット式で他の場所にも取り付けることができる

など、想像以上に便利でした。

虫は普通に寄ってくる

Amazonのレビューを見て気になったので言及しますが、虫は普通に寄ってきます。

LEDなので普通のランタンよりは虫が近づいてこないかもしれませんが、虫の種類によってはLEDかどうかは関係ないらしいですよ。

もちろん、クアッドマルチパネルランタンに限った話ではなく、他のLEDランタンも同様です。

電池式は一長一短

クアッドマルチパネルランタンの電源は「単一電池」です。

4本入れれば使えますが、最大の明るさである800ルーメンにするためには8本必要です。

LEDランタンの中には充電式のものもあり、そっちの方がいいかなと思っていたんですが、電池式も充電式も一長一短あるなと思い気にせず買うことにしました。

(どちらの電源にも対応していると最高ですね)

今のところ、1泊2日のキャンプで2回使っていますが電池は切れていません。

使用頻度は、暗くなってから最大の明るさで常時点灯、僕と妻のiPhoneを順番にフル充電…といったところです。

追記3回目のキャンプが終わるタイミングで電池が切れたので、2泊〜3泊くらいは電池交換なしで使えると思います。

また、電池は百均で買えますが、Amazonで買った方が安いので、予備の電池も含めてまとめ買いするのをおすすめします。

どっちにしようか迷ったランタン

ランタンの有名メーカーに「ジェントス」というところがあるんですが、そのジェントスが発売しているこちらのランタンとどっちにするか非常に悩みました。

  • 充電・給電の他、電池にも対応
  • 最大1000ルーメンの明るさ
  • 電球色にも切り替えできる

といった点が魅力的に感じたからです。

最終的に値段とデザインと着脱式パネルでコールマンのクアッドマルチパネルランタンを選びましたが、参考までにご紹介しておきます。

まとめ

  • 一台で十分明るくメインのランタンになる
  • 火傷の心配がないからファミリーキャンプにぴったり
  • パネルが4つあるから大人数でのキャンプにも便利
  • USBポートがあるのでスマホなども充電できる

以上が、コールマン「クアッドマルチパネルランタン」を使ってみた感想です。

買って後悔しないクオリティになっているので、迷ったらぜひ。おすすめですよ。


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