WEBサイト・ブログを運営する上でも賛否両論ある、個人情報の開示。
- 顔出しするかどうか
- 本名を公開するかどうか
など、その人の考え方によって対応が異なるものではありますが、「匿名じゃ活動できない」なんて思ったことはありませんか?
業種や業態によってはそもそもそういったニーズがないはずですが、結論から言うと匿名でビジネスをすることは可能です。
そこで今回は、どのように匿名でビジネスをするのか、その方法をいくつかご紹介します。
クラウドソーシングを利用する
まず、1番簡単なのはクラウドソーシングのような「仲介会社を通してビジネスをする」方法です。
個人情報を入力する必要がそもそもありませんので、住所・本名・電話番号などの情報が一切相手に伝わりません。
- WEBサイト(ホームページ)制作
- 占い
- 似顔絵作成
などを始め、現物を売買するビジネスモデルでなければ、基本的にできないことはないと言っても過言ではないので、ぜひ活用してみてください。
有名クラウドソーシングサービス
匿名配送対応の個人間取引サービスを利用する
- せどり
- 自分で作った物(形のある商品)を売る
というビジネスを展開している場合でも、メルカリのような「匿名配送に対応しているサービス」を利用すれば、個人情報を開示する必要はありません。
利用ユーザー数も多いので、ビジネスチャンスが広がるという意味でもおすすめの方法です。
仲介会社を通さずに匿名で取引する方法(一般的な取引)
「一般的な取引だと個人情報を開示する必要がある」という理由から、上記のような仲介会社を通して取引している方もいると思いますが、実は、そもそも普通の取引で個人情報を開示する義務はありません。
例えば、自分が運営しているWEBサイトから申し込みがあって何らかのサービスを提供する場合。
相手の個人情報も自分の個人情報も必要ないケースは多々ありますが、クラウドソーシングと違い個人間での直接取引の場合は事情が違います。
- 見積書
- 請求書
- 領収書
- 契約書
などの書類が必要になることがあり、これらの書類に「住所・本名・電話番号」などを記載しなければいけないと思っている方が多いはずだからです。
しかし、これらの書類にそういった情報を記載しなくても法律上何も問題はありません。
あくまでも「慣習」です。
(ここら辺は僕自身すごく関心があったので、然るべきところに実際に確認をとりました)
また、名前を知られずに振り込んでもらうこともできるので、本当の意味で匿名で取引が可能です。
もちろん、一般的にはこういった匿名での取引は敬遠されるので、個人情報を開示する場合と比べてビジネスチャンスが減るのは理解したいところ。
フリーランスなら屋号があるので、ネットで公開するのに抵抗があるのは「住所」と「電話番号」になると思いますが、そういった場合はバーチャルオフィスのKarigoを利用してみてください。
オフィスを借りるより格段に安く事業用の住所や電話番号が手に入るので、匿名での取引が難しいビジネスにはぴったりですよ。
まとめ
どの方法もメリット・デメリットがあり、一概にこれが1番おすすめとは言えませんが、決済手数料のことを考えると個人間取引を選びたいところです。
ビジネスモデルによっては「維持費を毎月振り込んでもらう」なんてこともありますからね。
毎月、クラウドソーシングを通して振り込んでもらうなんて面倒なこともできません。
以上、個人事業主(フリーランス)の匿名での活動方法でした!ご参考までに!