動画市場は拡大傾向にありますが、インフラの整備はもう少し時間がかかりそうです。
そして、使用頻度の高い端末が、パソコン→スマホになっている今、動画の訴求方法も考える必要がありそうです。
動画を気軽に見れない理由
というのも、まだまだ動画って気軽に見れるものじゃない気がするんですよ。その理由がこれ。
- 音楽を聴きながら動画が見れない
- Wi-Fiがない場所だと通信量がかかる
- 動画を見るまで何の動画かわからない
音楽を聴きながら動画が見れない
個人的にはこれが大きな理由です。動画って「動く画像」なのに、音声や音楽もセットじゃないですか。
だから、音楽を聴きながら動画を見ることは基本的にムリですよね。これはちょっと優しくないんだよなぁ。
曲を聴きながら、映像だけ見たい時ってありませんか?音楽聴きながらネットサーフィンして、ちょこっと動画を見る…みたいな時。
僕はこのシチュエーションがかなりあるんですよ。音がなくてもわかる内容であれば、そのまま音楽だけ聴いていたいんです。
これが、解説動画や音がないとつまらない動画ならわかります。でも、手持ち無沙汰的に、無理やり空間を埋めるようにある音楽がジャマなんですよね。
動画サイト以外のサイトには「音声あり」か「音声なし」か選べるようにして欲しいくらいです。
Wi-Fiがない場所だと通信量がかかる
これはそのままですが、Wi-Fiがない場所(電車での移動中など)だと通信量がかかりますよね。
多くの人は7GBの制限かな?パズドラやYouTubeの動画をよく見る人にとっては心許ない量です。
「Wi-Fiがない場所では動画を見ない」というユーザーもかなりの数いますよね。
動画を見るまで何の動画かわからない
YouTubeあるあるですが、好きなアーティストのPVがあると思ってクリックしたら、静止画だったり、歌ってみた動画だったりしますよね。
タイトルホイホイの動画は本当にうざいもんです。でも、動画を見るまでは内容がわからないのも事実なんですよね。
ちなみに、個人的に一番うざいパターンはこれです。
- ネットサーフィン楽しいなぁ!
- ん?動画があるぞ?
- 音楽途中で止まるの嫌だけど、見てみるかぁ
- …くだらない動画だったー!
GIFと併用すれば解決するかも!
だからこそ、そんなユーザーがいるからこそ、ストレスフリーにサイトを楽しんでもらうことに注力するべきだと思うんです。
画像は、こちらが何をしなくても内容を伝えてきます。ブラウザが読み込んで、こちらの意思とは関係なくそれが表示されます。
一方、動画は、見るためにクリックしなければいけません。クリックする行動をしなければ内容がわかりません。
だから、その両方の性質を持つ「GIF画像」を効果的に取り入れる必要性がある気がします。
音声なしでも楽しめる短い動画なんかは、積極的にGIF画像を使用するべきでしょう。
そうすることにより、ユーザーの環境を考慮した上で、魅力を最大限伝えることができるからです。
また、動画への導線として活用するのも良いと思います。
「へぇ、この動画はこんな内容なんだ」と興味を持ってクリックしてもらうことで離脱も避けられるからです。
サムネイル画像・アイキャッチ画像にも使用できるので、
- タイトル+GIF画像で内容を伝える
- 「このサムネ動いてる!」と興味を持ってもらう
なんて使い方も良いかもしれませんね。
GIF MAKERの使い方(GIF画像への変換方法)
そんなGIF画像ですが、非常に簡単に変換することができます。
昔からあるフォーマットなので、たくさんのサイトがありますが、一番使いやすいサイトがこちら。
→GIF MAKER
UIがいい感じですよね。洗練された印象を受けます。
そんなGIF MAKERの最も便利な機能が「YouTube動画をGIF画像へ変換する」機能です。使い方はとっても簡単。
YouTubeの動画をコピーする。
コピーしたURLを貼り付け。
開始位置と長さを指定→「CREATE GIF」をクリック。
このように文字を追加することもできます。
後は、ファイルをダウンロードして終了です。
インラインフレームで埋め込むことも可能。
こちらがiframe(インラインフレーム)で埋め込んだ画像。YouTube動画の埋め込みと同じです。
まとめ
ユーザーのストレスをいかになくしていくか。便利な世の中になり、それが今後も課題として残りそうです。
GIF自体は昔からありますが、改めて注目したいフォーマットでもあります。
ちなみに、現段階でGIFにも弱点があると思っています。それはファイルサイズが大きいこと。
3秒でも5MBくらいのGIF画像になったりするので、それをそのまま読み込んでもらうのではなく、少しでも圧縮した方がいいです。
こちらのサイトが簡単に圧縮できて便利でした。
「SELECT FILE」で圧縮するGIF画像を選択し、次の画面でダウンロードするだけです。Dropboxにも対応してます。
少しの手間でユーザーの利便性を高めるGIF画像。多様は禁物ですが、効果的に使っていきたいですね。
参考にしていただければ嬉しいです!