DTMのエフェクトプラグイン「Glitch2」の購入方法と使い方。

いやー、ついに買ってしまいました!エフェクトプラグイン!今制作中の曲でどうしても必要だったんですよ。

これまでは人力で波形をいじったり、エフェクトプラグインではないプラグインをそれっぽく使ってたんですが、やっぱり手間がかかるんですよね。

それで、導入を決意したのが一週間前。かなり悩みました。

数々のデモ音源を試し、口コミを調べ、動画を見て。でも、親切なサイトがかなり少なくて…笑

 

でも、やっと購入に値するプラグインに出会ったんです。

Glitch2」って知ってますか?



Glitch2とは?

情報の鮮度から言うと古いんですが、先述のように親切なサイトが少なくて。

とても良いプラグインなのですが、その魅力をどれだけの人が知っているのか気になります。

Glitch2とは、リアルタイムで音に変化を加えるプラグインのことです。

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こういう系のプラグインは普通のDAWには付属されていないんですよね。

Kompleteなどのバンドル製品を買っても、使いやすいエフェクトプラグインはなかったりします。

そして、フリーのプラグインはやっぱり安っぽい音になってしまう。こんな経験ありませんか?

 

ちなみに、ライバルプラグインはSugar Bytesの「Effectrix」。これは有名なプラグインなので知っている方も多いと思います。

Glitch2でもEffectrixとほぼ同様のことができます。

  1. 音を細切れにして「タタタタタ」という音にしたり
  2. 任意の場所でストップさせたり
  3. 逆再生したり
  4. ディレイをかけたり

 

もちろん、オーディオファイルじゃなくてもOK。いちいちバウンスしなくてもいいので、かなり楽です。

ちょっと録音して、ちょっとエフェクトをかけてみる…なんて使い方もできます。

Glitch2を購入した理由

なぜ新しいもの好きの僕が今さらGlitch2を買ったのか。理由は一つ。コスパが良かったから。

使用頻度が高いエフェクトプラグインが6000円(税別)です。

機能がほぼ同じライバルプラグイン「Effectrix」は15000円(税別)くらいしますからね。

他の理由はこんな感じ。

  1. Macでも使える(これが一番の理由)
  2. UIが良い(めちゃくちゃ使いやすいです)
  3. 他のエフェクトにドラッグ&ドロップできる

Windowsだと「Glitch」が無料で使える

そうそう、Macでは使えないんですが、前のバージョンの「Glitch」はWindowsだと無料で使えるんです。

動画を見た感じ、さほど機能は変わっていないようでしたが、Macで使うことはできません。

仮想マシンで動かすこともできますが、たった6000円のプラグインなので、今後のためにも有料で買った方が良いと判断しました。

有料のGlitch2はサポートもありますからね、OSがバージョンアップしても安心です。

他のエフェクトにドラッグ&ドロップできる

先ほどの3番目のメリットについて少し掘り下げます。

Effectrixでちょっと使いづらかったのが、他のエフェクトにドラッグ&ドロップできないこと。

ちょっと図解します。こちらがEffectrixの画面。このようにエフェクト間同士で自由に行き来することができません。

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一方、Glitch2はストレスフリー。ヌルヌルと動いてくれます。

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Glitch2の使い方

そして、実際にGlitch2を使ってみた動画がこちら。

第2弾シングル「Link to the future」にエフェクトをかけてみました。

 

  1. ダブルクリックでバーが消える
  2. ドラッグ&ドロップでバーを自由に動かせる
  3. エフェクトは重ねることができる

あとは必要に応じてパラメーターをいじるだけです。

Glitch2を購入する時に悩んだこと

もし僕と同じ悩みをお持ちの方がいれば参考にしていただきたいですが、コスパで選ぶならSugar BytesのプラグインよりもGlitch2をおすすめします。

僕の頭の中はこんな感じでした。

  1. どうせ買うなら高い方がいいはずだから、Effectrixを買おう
  2. でも、高いなぁ、値段が倍以上するなぁ
  3. いっその事、Sugar Bytesのバンドルを買おう!他にも優秀なプラグインがあるし!
  4. …なんか他のプラグイン微妙だなぁ。本当に欲しいのはEffectrixだけだし、7万円は高いなぁ
  5. いやでも、どっかで使う機会があるはずだ!Turnadoとかもかなりいいぞ!
  6. …欲しいプラグインだけを買うなら3万円くらいだな
  7. 2個のプラグインで3万円か。それなら7万円で12個のプラグインが欲しいなぁ
  8. でも、これから子どもも生まれるし、ちょっと落ち着こう
  9. …もうわけわからん!「まとめて安く」に騙されないぞ!

超個人的な悩みですみません(笑)なんとなく気持ちわかってくれますか?

 

いやね、お金がたくさんあるなら、Sugar Bytesのバンドル一択ですよ。デモを試してみましたが、どのプラグインも個性的で良かったです。

でも、エフェクトプラグインをコスパで選ぶなら間違いなくGlitch2です。それほど機能が充実しています。

あ、念の為Effectrixの魅力もご紹介します。

  1. プリセットが豊富(自分でパラメーターをいじらなくてもいい感じでエフェクトがかかる)
  2. Glitchよりも若干エフェクトの種類が多い(スクラッチとか)

プリセットが豊富なのは便利だったんですけどねー。それだけのために倍以上の値段を払うのも嫌だったので…

Glitch2の購入方法

このプラグイン、実は海外のものなんです。日本の正規代理店はありません。

Sugar Bytesの製品は日本の「株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部」という代理店から購入できるんですけどね。

これも若干悩みの種になりました。というのも、海外のサイトから商品を購入するのが初めてだったからです。

シェフ

トラブルがあったら嫌だなぁ…。クレジットカードの情報盗まれたり、個人情報悪用されたり、法外な値段で…

と、ああだこうだ悩みまくり。

最終的に「そんなトラブルがあったら、とっくにサイトも閉鎖しているんだろう!」と信じることにしました。

 

でも、そんな悩みも杞憂に終わります。日本語のページ普通にあったー!

ドルではなく円で表示されてあるし、騙されることもなさそう。

実際に購入した流れをご紹介してみます。まずは、ホーム画面を開き「Buy Now」をクリック。

(先にデモ版を試したい方はその上のDownloadをクリック)

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購入画面はこんな感じ。セキュリティもバッチリで日本語に対応しています。

下の必要事項を入力後、最下部の「次へ」をクリックします。

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クレジットカード情報を入力後、「注文の完了」をクリック。

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この画面が表示されればOKです。

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この後すぐにこんなメールが届くので、必要な情報を控えて下のURLをクリック。

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先ほどのログイン情報を入力してログインします。

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必要なファイルをクリック。

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次のページで「I AGREE」をクリックするとダウンロードが開始されます。

Glitch2のインストール方法

フリーのプラグインを使ったことがない方は焦るかもしれませんが、Glitch2にはインストーラーがありません。

だから、自分でプラグインを使えるようにする必要があります。と言っても、やり方はとても簡単。

Glitch2のダウンロードファイルの中に重要なファイルが2つ(Componentsファイル&VSTファイル)あるので、それを任意の場所に入れるだけです。

 

Macを例に挙げると、

  1. Componentsファイル:Macintosh HD→Audio→Plug-Ins→Componentsのフォルダの中に
  2. VSTファイル:Macintosh HD→Audio→Plug-Ins→VSTフォルダの中に

それぞれファイルを入れます。これだけで使えるようになりますよ。めちゃくちゃ簡単。ライセンス番号を入力する必要もなく認証作業もありません。

まとめ

Glitch2はいかがでしたか?

Macにはなかなか優秀なエフェクトプラグインがないので、Glitch2はかなり重宝するはずです。

単調な曲やパンチが欲しい間奏部分などは使う頻度が高いですからね。

 

あまりお金をかけたくない…でもフリーのプラグインは実戦では使えない…と、お困りのあなた。

たった6000円(税別)で曲が劇的に変わるプラグイン「Glitch2」。

ぜひ試してみてはいかがでしょうか?参考にしていただければ嬉しいです!


カテゴリー:音楽ソフト・楽器・ツール

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