連帯保証人がいるのに家賃保証会社と契約するのはなんで?

暮らし By シェフ

こんにちは、シェフです。

先日、Twitterで「 #私の住宅要求 」なるハッシュタグを見かけ、思わずこんなツイートをしました。

見ての通りですが、「連帯保証人がいるのになんで家賃保証会社と契約しなければいけないの?」といった趣旨のツイートです。

借主が家賃を払えなくなった時に代わりに責任を負って家賃を払う人(連帯保証人)がいるのに、借主が家賃を払えなくなった時に代わりに家賃を払う会社(家賃保証会社)になぜお金を払わなければいけないのか…と。

手数料として家賃の数%が毎月とられるんですよ。頼るケースがほぼないのに。借主として「あなたたちにお金を払う合理的な理由は何?」と思うのが普通ではないでしょうか?

さらに、ツイートにもある通り、宮崎に移住して初めて知ったんですよね、このシステム。最初は正直「え?この人何言ってるんだろ…?」って感じでした。

僕も妻も東京で長年生活していて、何度も不動産会社に足を運んでいますが、このような契約方法の不動産会社に出会ったことがなかったので、「本当に宮崎の悪習?それとも九州エリア?そもそも地方はこのシステムなのかな?」と疑問に思ったものです。

これについて様々な意見をいただいたので、いくつか紹介させていただきますね。

エリアは関係ないらしい

沖縄にも同じような契約方法の不動産会社があるとのこと。

これが沖縄の不動産契約のスタンダードかどうかはわかりませんが、宮崎だけじゃないらしいですね。

あと、今回の話と少し違いますが、「頭金」が必要な契約パターンが大阪であるとのこと。

この契約方法はシンプルでいいですよね。「信用はないけどお金はある」みたいな人は割といますからね。

不動産会社次第らしい

連帯保証人を用意した上で家賃保証会社にお金を払うシステムがあって、それを不動産会社が選べばそういう契約方法になるとのこと。

僕が東京で生活していたのは2008年から7年?8年?ほどなので今どうなっているのかはわかりませんが、東京でも今はこの契約方法は珍しくないんでしょうか?

不動産会社による「搾取」なのか

結局、この契約方法の合理的な理由はわからずじまいだったんですが、不動産会社社長のこのツイートがなかなか興味深かったです。

言われれば確かにそうですよね。

敷金だってそもそも「保証金」なわけですし、なぜあれもこれも借主が負担するのかと。

少し前に、某大手不動産会社が「消臭抗菌代」として1〜2万徴収していたものの、実際には消臭も抗菌もしていないケースが多々あったことが爆発事故をきっかけに明るみに出ましたが、今回の契約方法も結果的に「搾取」のような構造になっているんでしょうね。

借りる側が文句を言うなと言われればそれまでですが、それだと「働かせてやっているだけありがたく思え」と言っているブラック企業と何ら変わりないので、透明性や信頼性を高めて欲しいところです。

【追記】第二弾の記事を書きました。

【追記】備忘録とまとめ


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