【iPhone7】auと格安SIM(mineo)の料金プランを徹底比較!

iPhone By シェフ

ついに登場したiPhone7!

  1. FeliCa・Suica対応
  2. ステレオスピーカー
  3. 防沫・防水性能
  4. デュアルカメラ(iPhone7Plusのみ)
  5. ワイヤレスイヤホン(イヤホンジャック廃止)

など、「これがあればいいのに」が詰まった魅力的な端末になりました。ここ数年で一番パワーアップしたんじゃないかな?あとは、「有機ディスプレイの搭載」を期待するだけですね。

ちなみに、個人的に今回ツボに入ったAppleの表現はこれ。最高にクールです。

iphone7

引用:http://www.apple.com/jp/iphone-7/



悩み事

で、実は僕、今すごく悩んでいます。その悩み事というのは他でもない、「iPhone7」について。端末的には、正直「買い」です。

ただ、このタイミングでMVNOが提供する「格安SIM」で、iPhone7を利用しようかどうか悩んでいるんです。その悩みの種はもちろん「料金」。

今さら説明するまでもないですが、大手キャリアよりも安く利用することができます。その差が2倍以上になることも珍しくありません。

そして、なぜ今悩んでいるのかというと、iPhone6が発売されてすぐに機種変更したので、来月(10月)が更新月なのですよ!

25ヶ月目以降もダラダラ使い続ける意味がない

「更新月だから何なの?」と思う方もいるかもしれませんが、大手キャリアには、いわゆる「2年縛り」というシステムがあります。

これは、「2年契約してもらう代わりに毎月割引するよ」というもので、スマホユーザーのほとんどがこの割引の恩恵を受けています。

そして、僕はauユーザーなんですが、auの場合「毎月割」という名称で割引サービスを提供していて、この毎月割の仕組み上、25ヶ月目以降も現状維持するメリットがまったくないんです。

新規契約・機種変更(端末増設)時に対象機種ご購入と同時に、指定のデータ(パケット)定額サービスにご加入いただくと、ご利用料金から最大24カ月間(購入の翌月から)割引いたします!

引用:毎月割

au-iphone-maitsukiwari

引用:http://www.au.kddi.com/iphone/charge/maitukiwari/

追記

25ヶ月目以降も同じ端末を使い続けるメリットがほとんどない(毎月割の適用が終了して大幅な値引きがなくなるから)のは確かなんですが、端末代の残金を気にしなければ、更新月にこだわって機種変更する必要はない…ということですね。

25ヶ月目以降の選択肢

ということは、何かしら恩恵を受けたい場合、25ヶ月目以降の選択肢は主に下記の3つになります。

  1. 同じキャリアで機種変更する
  2. MNPで他キャリアを利用する
  3. 格安SIM(格安スマホ)を利用する

(中には、機種変更→毎月割適用→機種変更時に契約した端末売却→元の携帯にSIMカード差し替え…という裏技(?)を使って、負担なしで毎月割の恩恵を受けている人もいるようですが、正攻法じゃない気がするので今回は見送り)

この3つの選択肢の中から何を選ぶのが良いのかはケースバイケースだと思いますが、こと維持費に関してはやはり「格安スマホの利用」が良い気がしています。

参考月額756円(税込)からの格安スマホmineo

AppleでSIMフリー版iPhone7を買えば格安スマホ化できる?

大手キャリアで契約せずに、どうやってiPhoneを格安スマホ化するのか?その主な流れはこんな感じです。

  1. Apple Online StoreからiPhone7を購入
  2. 格安SIM契約
  3. 格安SIMをiPhone7に差し込む
  4. 設定する

iPhone7で使える格安SIM」がどのくらいあるのかはわかりませんが、大手MVNOの格安SIMなら問題なく使えると思います。

正常に動作するかはiPhone7が発売してからわかる

すべてのMVNOに問い合わせたわけではありませんが、僕が契約しようと思っているmineo(マイネオ)に「iPhone7でも使えるか」と問い合わせてみました。

mineo-chat-1

 

すると、動作確認はiPhone7発売後という返事があり、使えるか使えないかのアナウンスはまだできないそうです。やはり、大手キャリアと同じ扱いというわけにはいかないのでしょう。

mineo-chat-2

追記:mineoで問題なく動作するそうです!

【iPhone 7/7 Plus】iOS 10.0.1での動作確認結果

iphone7-mineo-dousa

◎: VoLTE通話が可能

引用:【動作確認完了】iPhone 7/7 Plus発売開始!mineoでの動作確認結果

iPhone7も「VoLTE通話」できるので、どちらも問題なく動作するということですね。テザリング(スマホの回線を利用してパソコンやタブレットをインターネットに接続する)するならDプラン(docomo系の回線)を選びましょう。

参考ドコモ端末もau端末もそのまま使える!【mineo(マイネオ)】

料金比較

さて、肝心の料金の比較をしてみましょう…と、その前に。格安スマホにしようと思っている要因にもなっているんですが、今回の設定はこちら。

  1. 通話→ほとんどしない
  2. データ通信→月にモバイル通信2〜3GBくらい
  3. iPhone7(32GB)を買う

iPhone7(32GB)の端末代金は税込で78,624円。24回に分割すると3,276円です。ちなみに、ジェットブラックは32GBを選べません。

追記

auのiPhone7の端末代金が正式に発表されました。それを元にauの料金プランを再計算しています。

  • 32GB:税込み79,200円。24回に分割すると3,300円
  • 128GB:税込み90,720円。24回に分割すると3,780円
  • 256GB:税込み102,600円。24回に分割すると4,275円

Appleで買う場合と大差ありません。

※あくまで「維持費」にスポットを当てるので、事務手数料などは計算していません。

引用:http://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-7

引用:http://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-7

au

正式な料金プランは発表されていないので予測値ですが、過去データからauの料金プランはこんな感じになるかと思います。

iPhoneの端末代の実質負担額が正式に発表されたので料金プランを再計算しました。(docomoやSoftBankも大体同じになると思います)

MNP転入(docomoやSoftBankから乗り換え)

料金プラン スーパーカケホ(誰でも割) 1,836円/月
データ定額 データ定額3(3GB) 4,536円/月
端末代 3,300円 – 2,850円(毎月割) 450円/月
その他 LTE NET 324円/月
合計 7,020円/月

※すべて税込

機種変更

料金プラン スーパーカケホ(誰でも割) 1,836円/月
データ定額 データ定額3(3GB) 4,536円/月
端末代 3,300円 – 2,445円(毎月割) 855円/月
その他 LTE NET 324円/月
合計 7,551円/月

※すべて税込

格安SIM(mineo)

料金プラン デュアルタイプ(3GB) 1,620円/月
通話代別 かけた分
端末代 3,276円/月
合計 4,896円/月

※すべて税込

「通話代」がネックになりそう

iPhone7を格安SIMで使う場合、通話代がネックになりそうです。いや、これは大きな誤算でした。

050IP通話なるものもあるんですが、これはちょっと使い物にならない感じ。

mineo-ip

引用:http://mineo.jp/charge/

 

そして、通話料金は20円/30秒(おそらく税別)。1日に1分話すと想定するなら、定額プラン契約で840円。税込だと907円

mineo-call

引用:http://mineo.jp/charge/

 

1日1分、月に30分だけ話すという設定でも、それなりに料金が高くなることがわかります。

料金プラン Aプラン/デュアルタイプ(3GB) 1,620円/月
通話代別 907円/月
端末代 3,276円/月
合計 5,803円/月

※すべて税込

僕自身、電話はほとんどしませんが、すべての人に対して「LINE」や「Skype」で対応するというわけにはいかないので、「毎月30分の通話」は、あまり実際的ではなさそうです。

その他の割引

基本的な比較はできましたが、 その他にも適用できる割引きがあるので、ご紹介してみます。

auの下取りプログラム

「なんで、iPhone6がここまで安いんだろう…?」と不思議に思ったんですが、auの下取りプログラムを利用して機種変更したのを思い出しました。

これを利用すれば、端末代をかなり抑えることができます。ただ、現金還元ではなく、auウォレットに還元されるので、注意が必要です。

2016年9月1日~9月30日の下取り対象機種・下取り価格(ポイント)です。

下取り対象機種 ポイント還元
iPhone 6 Plus 128GB 27,000円
64GB 27,000円
16GB 27,000円
iPhone 6 128GB 24,840円
64GB 24,840円
16GB 24,840円
iPhone 5s 64GB 22,680円
32GB 22,680円
16GB 22,680円
iPhone 5c 32GB 17,280円
16GB 17,280円
iPhone 5 64GB 11,880円
32GB 11,880円
16GB 11,880円
iPhone 4S 64GB 6,480円
32GB 6,480円
16GB 6,480円

引用:iPhone下取りプログラム

Appleの下取りプログラム

そして、この下取りプログラムはAppleにもあります。格安スマホ化するなら利用することになりそうです。おおよその目安はこんな感じ。auとそこまで変わりません。

iphone-shitadori-2

引用:http://www.apple.com/jp/iphone/trade-up/

 

僕のiPhone6の見積額は最大の「24,000円」になりました。状態が良ければ最大の下取り額になります。そして、こちらも現金還元ではなく、Apple Storeギフトカードでの還元です。

iphone-shitadori

引用:https://reuserecycle-apple-jp-asia.brightstar.com/is-bin/INTERSHOP.enfinity/WFS/BrightstarAPAC-JPAPPCON-Site

 

「自分のスマホの見積もり額は?」と気になった方は、「Apple GiveBackの下取りプログラム」のページにて調べることができるのでお試しあれ。

格安SIM(mineo)の値引き

今回引き合いに出しているmineoでは、執筆時点で864円(税込)の割引きキャンペーンを展開しています。24分割すると216円。さらに安くなりますね。

今回の条件には含まない値引き

今回の条件には含まれませんが、その他にも値引きはあります。

  • auスマートバリュー
  • auでんき利用
  • 機種変更クーポン(au)

など。今住んでいる家で「auひかり」が利用できない…ということもあるんですが、利用しやすい「auスマートバリュー」と「機種変更クーポン」が今回の条件では利用できないのが残念です。

いずれも、「データ定額5以上」か「LTEフラット」の利用なんですよね…。機種変更クーポンはせめて利用できたら良かったのに。注意書きに小さく書いてあるので、ご注意ください。

割引き適用後の料金

iPhone6(16GB)を下取りに出し、iPhone7を買う場合のそれぞれの実質的な料金がこちら。

au MNP転入

料金プラン スーパーカケホ(誰でも割) 1,836円/月
データ定額 データ定額3(3GB) 4,536円/月
端末代 3,300円 – 2,850円(毎月割) 450円/月
その他 LTE NET 324円/月
下取り 状態の良いiPhone6(16GB) ▲1,035円/月
合計 6,111円/月

※すべて税込

au 機種変更

料金プラン スーパーカケホ(誰でも割) 1,836円/月
データ定額 データ定額3(3GB) 4,536円/月
端末代 3,300円 – 2,445円(毎月割) 855円/月
その他 LTE NET 324円/月
下取り 状態の良いiPhone6(16GB) ▲1,035円/月
合計 6,516円/月

※すべて税込

iPhone7+格安SIM(mineo)

料金プラン デュアルタイプ(3GB) 1,620円/月
通話代別 かけた分
端末代 3,276円/月
下取り 状態の良いiPhone6(16GB) ▲1,000円/月
割り引き キャンペーン ▲216円/月
合計 3,680円/月

※すべて税込

ただ、「080/090から始まる電話番号で発信しない」という条件での料金だということは忘れてはいけません。月に30分話すと想定しただけで、毎月4,500円くらいの料金になります。

ぶっちゃけどちらがお得?

この記事を書く前の僕の発言はこちら。

で、記事を書いている今。気軽に通話できない(イレギュラーな長電話ができない)のがネックですが、やはり、この条件だと「mineo(格安SIM)一択かなぁ」と思っています。

ただ、auが既存ユーザーへの優遇を強化し始めているので、それを踏まえると、下記の選択肢もまだ捨てがたいですね。

  1. iPhone6のままmineo(格安SIM)に乗り換え
  2. MNP転出して他のキャリアでiPhone7を利用
  3. auでiPhone7に機種変更

iPhone6のままmineo(格安SIM)に乗り換え

今回の趣旨とは違いますが、一番料金が安いのがこれ。端末代が無料なので、通話しないと毎月1,400円くらいで利用できることになります。通話を少しすると仮定しても「2,500円〜3500円」くらいでしょうか。

MNP転出して他のキャリアでiPhone7を利用

機種変更してiPhone7を利用するより料金が安くなると思われるのが、「MNP転出して他の大手キャリアでiPhone7を利用する」パターン。

実質0円がなくなったとは言え、それなりに好待遇が期待できるので、維持費を安くするなら、この方法もまだ正攻法のようです。

追記

auのiPhone7の料金プランを見る限り、32GBの場合は端末代がかからないどころか、下取りプログラムなどを併用すると端末代以上に値引きがあるはずです

auでiPhone7に機種変更

この選択肢を一番選びたいんですが、今のところ選べないんですよね…。クーポンの値引きも「1万円」なので、それ目的でデータ定額5にするメリットがないんです。

ただ、「実質0円NG」の影響で毎月割の割引率が大幅に下がったら…と懸念していたので、割引額がそこまで変わらなかったのが良かったです。

それなりにデータ通信する方は、「auスマートバリュー」や「auでんき」とセットで契約する選択肢も超アリですよ…!

追記

毎月割の割引額は執筆時点とほぼ同じ。MNP同様、下取りプログラムなどを併用すると32GBの場合は端末代以上に値引きがあります

auのiPhone7機種変更時の最安値&おすすめ料金プラン! MORIAWASE もっと見る

まとめ

わかっていたつもりではいましたが、改めて気づかされました。格安SIMの安さに。「通話をどのくらいするのか」がボーダーラインになりそうですが、今回の僕のようなパターンならmineo(格安SIM)一択ですね。

以上、auとmineoの料金プランの比較結果でした!参考にしていただければ嬉しいです!


カテゴリー:iPhone

シェフ

このサイト「moriawase」の運営者。ハウツー記事を中心に更新しています。