久しぶりにビジネスカテゴリの記事をよく更新してる気がするので、またまた啓蒙してみたいと思います。今回は「いつも求人している企業」について。
就職活動・転職活動していると、求人情報誌や求人サイトで「必ず見かける企業」がありますが、その企業はなぜいつも求人していると思いますか?
- 離職率が高いのかな?
- 採用のハードルが高いのかな?
こんなことを思った方も多いかと思います。あながち間違ってないんですが、すべての企業がそうではないことも事実です。その理由を解説してみます。
単純に企業規模が大きいから
まず、企業規模が大きく、採用人数がデタラメに多いという企業。
- 自動車メーカー
- 全国でチェーン展開している飲食店
などの企業は、「採用活動をしない時期」はありません。というか、ありえません。誰も辞めない期間もないし、1人・2人採用してOKという規模ではないからです。
広告になるから
求人誌や求人サイトに広告を掲載することで「自社の広告」をしている企業もあります。ただの求人広告だけでなく、広い意味での広告です。例えば…
- 美味しいメニューの写真を載せるレストラン
- お客様第一主義を語る販売店
- 可愛い女の子の写真を載せるキャバクラ
- 暗にイベントデーを伝えるパチンコ店
など。その効果は意外に大きかったりします。長期的に広告を掲載しているので、サブリミナル効果…まではいかないですが、頭には残るでしょう。
この広告がわかりやすく成功しているのが、おおっぴらに宣伝できない「キャバクラ」や「パチンコ・パチスロ店」。セカンドユーザーを上手く取り込めています。
具体的な効果の一例(キャバクラ)
- どんな女の子が働いているのか(画像)
- 働いている女の子がいくらもらっているのか(時給)
- 客層はどんな感じなのか(仕事内容やPRポイント)
などの情報が求人広告から読み取れます。「時給が高い=レベルの高い女の子がいる」と判断するセカンドユーザーもいます。
具体的な効果の一例(パチンコ・パチスロ店)
パチンコ・パチスロ店の求人広告から読み取れる最も有益な情報が「イベントデーをいつ開催しているか」という情報です。
- 毎月〇がつく日は時給100円アップ
- 毎月〇〇日は時給100円アップ
- 毎月第1,第3日曜日は時給100円アップ
など、特定の日に時給を上げているお店は、その日にイベントを開催している可能性大です。数年前にイベントの告知が禁止されたので、こういう情報を求めているユーザーも一定数います。
人がどんなに多くても困らないから
企業規模がどうこう…という話に近いんですが、人がどんなに多くても困らない企業もあります。
- 派遣会社→人手不足の企業にどんどん派遣することができる
- ゼネコン→現場がたくさんあって人が足りない&施工管理技士が多ければ、それだけ現場を任せられる
特に、施工管理技士は重宝されるので、採用単価はかなり高いです。待遇に不満がある方は転職もおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか?このような「ポジティブに採用活動をしている企業」がかなり多いことがおわかりいただけたかと思います。
むしろ僕は、「たまにしか求人広告を掲載しない企業」にこそ気をつけて欲しいと思っています。
- 会社を立ち上げたばかりで、お金にも時間にも余裕がない
- 人材育成の機会が少ないから教育環境が悪い
- お金をケチる=待遇が悪い
という企業があるからです。「いつも求人してない=離職率が低い」と安易に思い込まないようにしてくださいね。
以上、「いつも求人している企業」についてまとめてみました!参考にしていただければ嬉しいです!