JPEGやPNGの画像をai形式に変換する方法は?無料でできる?

イラストの仕事でお金を稼いだ妻

実は、その裏側ではこんなことがありました。

ねえ、相手の方からJPEGの他にai形式のファイルが欲しいって言われたんだけど、どうすればいいのかな?

ai形式?それって確かAdobeのIllustrator(イラストレーター)ってソフトで扱うファイルじゃないかな?あなたの使ってるアプリ(Procreate、CLIP STUDIO)で変換できないよね?

そうなの。この案件の納品ファイルがJPEGって書いてあったから、てっきり必要ないかと思って

そっか…って、あれ。そういえば、Illustrator Drawってアプリ入れてたよね?あれってIllustratorのiPad版とかじゃないの?あれで変換したり保存したりできない?

なんかね、保存するボタンがないんだよね

マジで?じゃあどうしよっか。相手が欲しいって言ってるならなんとか対応したいよね

うん…

じゃあ、ちょっと調べてみるね

「JPEGやPNGの画像をai形式のファイルで保存するにはどうすればいいのか」

妻のように、こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えします。

ai形式の変換・保存は基本的にAdobeのIllustratorのみ対応

JPEGからaiファイルへ変換するのがどういったケースかにもよるのですが、結論から言うと、「仕事」として納品するのであればAdobe(アドビ)のIllustrator(イラストレーター)を使うしかありません。

理由は単純で、ai形式がAdobe製品であるIllustratorの形式だからです。

なんとか無料で対応しようと思い、いくつか有名なオンラインツールを使ってみたんですが、白黒の出力しかできなかったり、元画像とかなり違うファイルが出力されたり、「これで納品して大丈夫か…?」と心配になるレベルでした。

それに比べてIllustratorでの変換は、シンプルな画像だと元画像がほぼそのままベクター画像になるので安心して納品することができます。

初回は無料期間があるので、今すぐちゃんとai形式に変換するならIllustratorを使うのをおすすめします。

参考Illustratorの無料体験版はこちら

Illustratorを使わずに無料でai形式に変換するなら

残念ながらIllustratorはパソコンでしか使えないので、パソコンを持っていない場合はこの方法が使えません。

また、変換するためだけに高いお金を払いたくないという方もいるでしょう。

あまりおすすめしませんが、その場合はAutotracerというオンラインツールが役に立つと思います。

これはJPEGやPNGの画像をaiファイルに変換する無料ツールなんですが、無料ツールの中ではダントツで精度が高かったです。

ただ、アートボードのサイズがおかしくなったり、Illustratorでの変換に比べて精度が低かったり、やはり最終手段にはなると思います。

【追記】変換サービスはじめました

パソコンもない、イラストレーターもない、でも綺麗な仕上がりでaiファイルに変換したい…というニーズがけっこう多いみたいなので、変換サービスの提供を始めました。

(サービス提供して間もないのに想像以上の反響をいただいています…!)

体験版を使った後にまたイラストレーターが必要になった方にもぴったりだと思うので、ぜひ。

この記事で紹介している画像トレースであれば格安でお受けしているので、お気軽にどうぞ。

ココナラのトレースサービス、もしくは、当サイトのお問い合わせフォームからファイルを添付した上でお問い合わせください。

Illustratorで画像をai形式に変換する方法

さて、ここからは実際にIllustratorで画像をai形式に変換する方法をご紹介します。

Illustratorを起動し、「開く」をクリック。

変換したい画像を選択します。

こちらが画像を読み込んだ画面。アートボードと画像のサイズが合っていないので、修正します。

「オブジェクト」のタブの中に…

「アートボード」という項目があるので、その中の「オブジェクト全体に合わせる」をクリック。

次は、「ウィンドウ」タブの中にある…

「画像トレース」をクリック。これがベクター画像に変換する機能です。

色々と細かく設定できますが、

よくわからないと思うので、プリセットを使っちゃいましょう。写真(高精度)が良いです。

変換中…

Illustratorで変換したベクター画像

こちらが変換後のベクター画像です。いかがですか?ほぼ元画像と変わらないですよね。

JPEG画像との比較がこちら。拡大すると荒くなるJPEGと違い、ベクター画像はいくら拡大しても荒くなりません。

JEPG画像とベクター画像の比較

後はファイルを保存するだけです。

ちゃんと「ai形式」で保存できます。

複雑な画像は人力でトレースした方が仕上がりが綺麗

シンプルなロゴ画像であれば今回ご紹介した画像トレースの機能で十分仕上がりは綺麗ですが、構成が複雑になると途端に精度が低くなります。

その場合はやはり人力トレース、つまり、人の手で1から線や色を模写(トレース)するのがおすすめです。

僕も今は人力トレースの仕事を請けることが多くなりましたが、画像トレースよりも圧倒的に仕上がりは綺麗です。

そこら辺のトレース事情は以下の記事が詳しいのでぜひチェックしてみてください。

人力トレースして欲しい方がいれば、ココナラのトレースサービス、または、当サイトのお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。画像を確認した上で料金提示します。

ai形式で納品する理由

記事の中で「ベクター画像はいくら拡大しても荒くなりません」と書きましたが、実はこれがai形式で納品する主な理由です。

例えば、縦横2800pxのJPEG画像もかなり高品質(画質が良い)ですが、それ以上のサイズで使う場合、拡大すると画質が悪くなってしまいます。

その点、ai形式のファイルなら、サイズを2倍にしても、10倍にしても、画質が変わらないので様々な用途で使うことができます。

そういった理由から、ベクター画像に変換せずに、ただJPEG画像を貼り付けたai形式のファイルは納品ファイルとしては不十分ですのでご注意ください。

まとめ

気心の知れた間柄であれば別ですが、クラウドソーシングなどで仕事をする場合はIllustratorがないとけっこう困ったことになると思います。

初回は無料期間がありますし、月々の料金もそこまで高くないので、この機会に用意してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人:シェフ

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