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英語はいつから話せるようになる?100時間ごとの学習記録と転換期

2年近く前

英語が話せるようになりたい!というモチベーションはあるものの、どれくらい勉強したら話せるようになるんだろう?と、不安を感じていませんか?

私自身、英語がまったく話せない状態で30歳から英語を始めたのですが、ゴールが見えない中で英語学習を継続するのは想像以上に大変でした。お金も時間もかかるからです。

そこで、英語学習の不安が少しでもなくなれば、学習目標や目安になればと、私の英語学習の歩みを100時間ごとに記録してみました。補足として転換期もご紹介します。

基本的にオンライン英会話しかやっていないので、特にオンライン英会話の学習目安になるかと思います。

0時間(学習前)

いくつか英単語やフレーズを知っているだけで、会話に関しては全然ダメでした。

何を言っているかわからず、「I don’t know」とだけ言ったり、間違った文法を使うのが怖く、「Sushi」や「Dog」などの単語だけで返事をしたり。苦笑いで乗り切ることもよくありました。

5〜10時間

25分のレッスンにして10〜20回以上。私の場合、いくつかのサービスの体験レッスンを受けている内に、この時間に到達しました。

面白いことに、この段階で少し「英語が話せている」気持ちになり、後半に受講した体験レッスンに関しては余裕が生まれました。

What is your name? や Why do you study English? など、「質問に慣れた」のが大きな要因だったと思います。

50時間

体験レッスンを経て、スクールをネイティブキャンプに。カウンセリングでおすすめされた「サイドバイサイド」という、イラストがある教科書のような教材を使ったコースで、本格的にレッスンを始めました。

この時に There is/are _. の構文に初めて出会い、何でこんなによく使う構文を学校で習わなかったんだろう?と、不思議に思ったものです。

100時間

カウンセリングで、もっと話すレッスンをした方がいいと言われ、「スピーキング」のレッスンを始めました。

何とか頑張って話していましたが、ボキャブラリーも少なく、文法も全然身に付いていなかったので、正直、あまり楽しくはなかったですが、とにかく続けました。

この頃にはすっかりレッスンは習慣化していました。

200時間

これまでの2種類のレッスンを行ったり来たりしながら進めていき、ある程度「話せる自信」がついてきたため、カフェ(実店舗)で外国人と英語で話せるイベント「英会話カフェ」で腕試しすることにしました。

自分が英語でコミュニケーションできていることに感動した一方で、ネイティブが話す「遠慮なしのリアルな英語」が全然聞き取れないことに危機感を覚え、短期集中型レッスンのカランメソッドの受講を始めました。

300時間

ひたすらカランメソッドを受講する日々でした。レッスン中の講師の話すスピードは格段に上がりましたが、This is a pen. レベルの本当に簡単なところから始まったため、最初はかなり余裕でした。

レッスンが急に難しくなったのは、ステージ5あたりですね。今まではYesとNoだけで乗り切れていた質問も、ちゃんと講師が言っていることを理解した上で答えなければいけなかったり、教材の一部が空欄になっていて、文脈から正しい単語を推測したり、本当に突然難易度が上がった印象です。そのため、途中から予習や復習もある程度していました。

レッスンのスピード感に慣れたおかげで、ヒアリング力はかなり高くなったはずですが、ずっとカランメソッドばかりやっていたせいか、成長を実感する機会はありませんでした。

What’s the difference between A and B? の構文や It’s _ to _. の構文は何度も登場していたので、あまり意識せずに使えるようになりました。

400時間

変わらず、カランメソッドばかり受講していました。ステージが上がるごとにレッスンの難易度も高くなりましたが、レッスンの内容を事前にインプットすることで乗り切っていました。

レッスン中に発音に関して注意されることはほとんどなくなり、明確に内容を理解した上で受け答えするケースも多くなりました。

最後のステージ12に進むタイミングで、このまま全ステージを制覇しても英語がスラスラ話せる実感が湧かず少し落ち込みましたが、ここで終わっても仕方ないと思い、とにかく続けました。

完全な文で質問・回答をしなければいけないカランメソッドのおかげか、三単現(動詞にsをつける)や時制(現在形、過去形、過去分詞形の使い分け)にも慣れ、She like dog. などの文にも強烈な違和感を覚えるようになりました。(※likesにしなければいけない、dogs なのか a dog なのか、など)

また、初見の英文もパッとみて理解できるケースが多くなりました。

450時間

カランメソッドの受講が終わりました。予想していた通り、ペラペラと話すことも、ネイティブレベルの早い英語を簡単に聞き取ることもできない状態でしたが、通常のレッスンに戻ってみると、かなり英語力が上達していることに気づきました

  • 先生の言っている英語が遅く感じること
  • リンキング(2つ以上の単語を繋げて発音すること)を意識的に使えるようになっていること
  • 初見の英単語がかなり少なくなっていること(!)

などが主な理由です。

会話に関しては、What do you mean? や What does this sentence mean? などで即座に先生に意味を確認できるようになり、自分の意見を言う時は、I mean… や Ah, how should I say… などのフレーズを自然に使えるようになったおかげで、「会話の空白」が少なくなり、自信を持って話せるようになりました。

また、文法や単語の間違いはまだまだありますが、正しい英語を話そうという感覚ではなく、とりあえず話してみて間違っていたら訂正してもらおうという感覚で話すようになり、英語を話すのが楽になりました。

英語学習を始めて2年半ほど経ちましたが、ここにきてようやく「加速度的に英語が上達していく実感」が得られ、大きな転換期を迎えた気がします。

500時間

(精力的にレッスン中。達成後に記録予定です)

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