MORIAWASE

好きなもの、好きなだけ、盛り合わせ

今日の人気記事です!

競争社会を生きていないのは大人も同じかもしれない。

      2016/05/28

kyousou-shakai-1

「運動会で手をつないでみんな一斉にゴールテープを切る」このニュースが一時期話題になりました。

  • 手を取り合って成長しよう
  • 特別じゃない人はいない、みんなが特別なんだ

こんなメッセージが込められていたように思います。

この文化はまだ根付いているようで、格差社会の是正を子供たちが体現しているかのようです。

みんなで仲良くビジネス?そんなことできないでしょう。

このニュースが話題になってから数年経ちますが、最近、青森県のとあるスナックで面白い話を聞きました。

なんでも、「店同士で客の奪い合いがあるから、どの店も一律で同じ値段設定にしよう」という動きがあったそうです。

これは、市が動いたのでなく、地元の有識者会議のような場で議論され、暗黙のルールとして店が従う形に。

客の奪い合いに疲れた店が集団で取り決めたのか、見かねた地元の有識者が指揮を執ったのかは分かりませんが、確かにどこのお店も同じ値段で商売しているようです。

まるで社会主義?競争力の低下が避けられない。

この話を聞いた時、「まるで、日本の中に昔のロシアがあるようなもんだなー」と思いました。

だって、資本主義の中に社会主義の考えが生きているんですもの。

  • 「あそこの店の方が安かった。もう少し安くしろ」
  • 「ここはドリンクの料金が高い。一杯サービスしろ」

こんな値引き合戦の末の客の奪い合いという争いはなくなるかもしれませんが、競争力の低下も避けられないでしょう。

より良いお店・サービスを追及する力が弱くなる。

なぜなら、

「他のお店とどこで差別化するか?」「どうすれば自分のお店が良くなるか?」そういう考えをあまりしなくなるからです。

  • 「同じ値段設定をしているからスタッフの質で差別化を図らなければ」
  • 「既存顧客だけではジリ貧だ。積極的に新規顧客を開拓して、リピート客になってもらうようなシステムを作ろう」

こんな考えをするお店は少ないはず。

 

競争社会の時でさえ少数派なのに、昔の社会主義のようなシステムだとなおさらです。

このままでは、

  1. 客をただ待つだけ(受け身)の店
  2. ルールを守らない(こっそり値引きをする)店

が増えるだけです。

差別化できるポイントはたくさんあるよ。

この暗黙のルールは「値引きでしか他店と差別化を図れない」と言っているようなものです。

客の奪い合い?ビジネスなんだから当然でしょう。

  1. スタッフの質
  2. 店舗の外装・内装
  3. ドリンクの種類(クオリティ)
  4. 店舗のリニューアル
  5. イベントの開催
  6. コンセプト決め(衣装を着物にするとか)

他にも差別化できるポイントはたくさんありますよ。

まとめ:あるべき自然な姿に。

「値引きがひどいからみんなで仲良く商売しよう。そうすれば、客の奪い合いもなくなるし」

これは安易な考えと言わざるをえません。

値引きでしか差別化できないなら、それでいいじゃないですか。

 

結局は、悪かろう安かろうと思われて苦しくなるだけですよ。

今回はスナックでしたが、業態はなんであれ本質は同じです。

ただでさえ地方は競争力が弱いので、自ら競争しない世界に足を踏み入れず、切磋琢磨して地方を盛り上げて欲しいですね。

 - オピニオン

この記事が気に入ったらいいね!しよう

最新情報をお届けします