基本的に、なんでもかんでも自分でやらなければいけない個人事業主(フリーランス)。
頼める相手がいれば別ですが、業務を円滑に進めるためには、どこまで楽をするかを真剣に考えなければいけません。
その中でも、特に減らしたいのが事務作業。ほとんどのフリーランスにとっては、正直、自分でやる必要のないものだと思います。
そこで今回は、そんな悩みを解消するために、フリーランスとして活動している僕が実際に使っているサービスをご紹介するので、ぜひ参考にしていただければと思います。
経理業務
フリーランスとして活動し始める時に、最初に考えるべきなのが「経理業務」についてです。
売上・支出の管理もそうですが、面倒な確定確定から開放されるために、クラウド会計ソフトを使いましょう。
のどちらかを使うのが間違いないですが、2つを実際に使って比較した結果、僕はfreeeを選びました。
「完全自動経理」の機能があり、何もしなくてもfreeeが勝手に経理業務をやってくれるのはかなり便利です。
契約の締結
仲が良い相手とだけビジネスをするなら必要ないかもしれませんが、後々のトラブルを避けたい方は、契約書を交わすことを強くおすすめします。
契約の締結は対面での手続きが一般的ですが、実は、「クラウドサイン」というサービスを使えば、オンラインで契約ができます。
運営元は、Yahoo!ニュースでもお馴染みの「弁護士ドットコム」で、オンラインの契約締結でありながら、ちゃんと効力があります。
現状の課題は、昔の慣習を信じて疑わない人が「契約締結をオンラインで!?けしからん!」と思ってしまうことでしょうか。
見積書関連
サラリーマン時代にExcelで見積書を作成していたのが懐かしいですが、先ほど登場したクラウド会計ソフトのfreeeで見積書が簡単に作成できます。
もちろん、作成した後に印刷して郵送…なんて面倒な作業はありません。
作成後にそのままワンタッチでメールで送付できます。
しかも、その見積書をワンタッチで請求書に変換することもできます。
請求書関連
- クラウドソーシングでの取引
- 請求書が必要ない関係性の取引
であれば必要ありませんが、初回の取引や、堅苦しい取引などの場合は請求書が必要です。
もしかすると、「請求書 無料 テンプレート」のように検索して自分で作成している方もいるかもしれませんが、請求書を自分で作成する必要はありません。
クラウド会計ソフトのfreeeでも作成・送付できますし、世界最大級の電子決済サービスPayPalでも作成・送付できます。
freeeのおすすめポイント
- 請求書を領収書に変換して、そのままワンタッチで送付することができる
PayPalのおすすめポイント
- 請求書の作成・送付から支払いまでの一連の流れがスムーズ
- 相手がクレジットカードで支払える
- 匿名でも利用できる
MFクラウド請求書はクレジットカード決済に対応
銀行振込ではなく、クレジットカード決済を希望する取引相手が多ければ、MFクラウド請求書を活用するのも良いかもしれません。
freeeと違い、クレジットカード決済に対応した請求書を発行することができます。PayPalのような感じですね。
決済手数料はPayPalよりも安いですが、MFクラウド会計・MFクラウド経理とは別のサービスで、料金プランも別です。
どちらを使うかはケースバイケースですが、メインのクラウド会計ソフトにMFクラウド確定申告を選んだ方は、PayPalよりもMFクラウド請求書を使った方が管理が楽かもしれませんね。
領収書関連
クレジットカード払いの場合は発行義務はありませんが、銀行振込の場合、相手に領収書が欲しいと言われたら領収書を発行しなければいけません。
普通は、複写の領収書に手書きして、1枚は相手に、もう1枚は控えとして保管…みたいな面倒な作業をしなければいけませんが、領収書もfreeeで作成・送付できます。
見積書から請求書への変換と同じく、領収書も請求書からワンタッチで変換できるので、かなり便利ですよ。
また、集金の場合は領収書を発行する義務があるので、面倒ごとを避けるためにも、なるべく銀行振込やPayPalなどの電子決済で対応してもらった方がいいかもしれません。
まとめ
なんだか、freeeのおすすめ記事みたいになってしまいましたが、結果的に、freeeを使うことで事務作業の手間が劇的に減ることがおわかりいただけたかと思います。
もし、少しでも「事務作業が面倒・苦手」だと感じているなら、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
以上、フリーランス向けのおすすめ事務処理系サービスの紹介でした!