知識がなくても誰でも簡単にホームぺージが作れるようになったように、動画作成もかなりハードルが下がりましたよね。
iPhoneやiPadで使える純正アプリ「iMovie」を筆頭に、たくさんのアプリが登場しました。
ただ、iMovieを含めた無料アプリは、やれることがそこまで多くはなく、動画のクオリティ(質)が低いチープな動画になりがちです。
そこで今回は、そこそこの値段でクオリティの高い動画を作れる方法をご紹介したいと思います。
(※基本的にMacユーザー向けですが、Windowユーザーも対象です)
Apple純正アプリ「Motion5」
Macの動画作成ソフト(アプリ)といえば「Final Cut Pro X」が有名ですが、僕はもう一つの純正ソフトである「Motion」をおすすめします。(※現在のバージョンは5)
エディターのためにデザインされたインターフェイス。編集しながらその場で修正を加えられるスマートテンプレート。
視線を釘づけにするタイトル、トランジション、エフェクトを作るための、使いやすいモーショングラフィックスツール。
そのすべてを備えたMotionは、Final Cut Proの完璧なパートナーです。
Motion5
公式の説明では「Final Cut Proの完璧なパートナーです」とありますが、Motion5単体で全てを完結させることができます。
もちろん、Final Cut Pro Xがあれば動画作成の幅はかなり広がりますが、無理に買う必要はありません。必要になってからでも大丈夫です。
ただ、何の知識もない素人が使うとなると、正直Motion5はハードルが高いソフトです。
標準のテンプレートもありますが、誰でも簡単にプロ級の動画が作れるかというと、それは難しいでしょう。
それでも僕がMotion5をおすすめするのには、ある理由があります。
配布されている無料テンプレートを使えば簡単に動画が作れる
それは、配布されている無料テンプレートを使えば、とても簡単にクオリティの高い動画が作れるからです。
その無料テンプレートを配布しているのはMotionElements。
- 結婚式
- 誕生日
- 祭り
- オープニング
などなど、豊富な種類のテンプレートが用意されています。
(※有料のテンプレートもあるので、ダウンロードする時は確認してください)
このサイトで配布されているテンプレートはかなり優秀で、少しの手間でプロ級の動画を作ることができます。
(※僕が作ったサンプル動画を後で紹介しています)
テンプレートのダウンロード方法
では、実際にダウンロードしてみましょう。
画像の上にマウスを乗せるとプレビューが表示されるので、気に入った動画テンプレートをクリックします。
右にある「ダウンロード」をクリック。これだけでダウンロードが始まります。
では、早速動画を作ってみましょう。詳しい使い方は以下に続きます。
Motion5の使い方
ダウンロードしたテンプレートファイルをダブルクリックしてMotion5を立ち上げます。
再生ボタンを押すと動画が再生される(右上の画面)ので、画像や動画を次々と追加していきます。左下にファイル(画像や動画)を表示することができ、それをドラッグアンドドロップするだけなので簡単です。
動画内の文字、フォント、色は画面右下にあるタイムラインから変更します。
編集完了後は「共有」→「ムービーを書き出す」と進みます。
「次へ」をクリック後、書き出しが終わればムービーの完成です!オプションはデフォルトでOKですよ。
拍子抜けするほど簡単ですよね?
サンプル動画
先ほど作った動画がこちらです。
(※ブログ用に圧縮しているため少し劣化してます)
すごいですよね?これほとんど手間かかってないんですよ。
無料のソフトやアプリだと、ここまで簡単に作ることはできないと思います。
まとめ
Motion Elementsは、無料のテンプレートの数も多いし、有料のテンプレートも意外と低価格なので、業者に頼む必要はまったくありませんよ。
ちなみに、Adobeの有名なソフト「AfterEffect(アフターエフェクト)」のテンプレートもあるので、AEユーザーも使ってみてはいかがでしょうか?
参考にしていただければ嬉しいです!
▼動画素材・テンプレートのダウンロード
▼動画作成ソフト「Motion5」のダウンロード