海外アフィリエイトの報酬を受け取るためにアカウントを開設したPayPal。
米ドルで毎月少しずつお金が貯まっていたので、確定申告のために、クラウド会計ソフトのfreeeと連携させたところ、円以外の通貨だと登録できないことがわかりました。
ということで、初めてドルから円に換算(変換)してみたんですが、意外と簡単にできたので、今回はその手順を詳しくご紹介します!
通貨の換算手順
まず、スマホアプリからは通貨の換算ができないため、ブラウザ版でログインします。
「入出金管理」項目の中の「通貨」をクリック。
- 換算元の通貨→「米国ドル」
- 金額→何ドル分換算するか
- 換算先の通貨→「日本円残高」
にして、一度計算。(計算せずにそのまま続行してもOK)
すると、為替レートと換算後の金額が表示されるので、問題なければ「続行」をクリック。
「通貨を換算する」をクリックすれば米ドルが円に換算されます。
こちらが通貨換算後の画面。ご覧のように「日本円」と「米ドル」の通貨が両方あります。
おすすめの為替レートは円高?円安?
米ドルから円への換算に限った話ではありませんが、通貨を換算する時は「為替レート」に注意する必要があります。
例えば、5米ドルを円に換算する場合、単純計算で「1米ドル→120円」だと600円ですが、「1米ドル→80円」だと400円です。
前者は「円安ドル高」、後者は「円高ドル安」になるんですが、要は、為替レートが円安の時に通貨を換算した方がより多くの円を獲得できるわけです。
考え方としては、「換算先の通貨の価値よりも、換算元の通貨の価値の方が高い時に換算した方がお得」ということになり、他の通貨の換算にも同じことが言えるので、ぜひ覚えておきたいところですね!
具体例
こちらは、僕の1米ドル/110円程度だった時のPayPalの資産情報。
そして、こちらが1米ドル/108円程度の資産情報。
まったく同じ米ドルを保有しているんですが、ご覧のように、日本円にした場合の価値が下がっています。
PayPal独自の為替レートが適用される
ちなみに、お気づきの方もいるかと思いますが、本来の為替レートとは違うレートで通貨が換算されます。
その倍率は通貨によって変わりますが、どの通貨も換算する時に手数料が追加されるシステムになっているので、簡単に言えば、通貨を換算するだけでお金がかかります。(※出金手数料とは別)
これはPayPalを利用する上でのサービス料みたいなものなので、損とか得とか考えずに利用した方が良さそうです。
まとめ
円に換算するならPayPalのアカウントで保有するメリットもあまりありませんが、PayPalで支払うとお得になるサービスもたまにあるので、それ目的で保有するのはアリだと思います。
また、確定申告が必要ないレベルの取引であれば、ドルのまま保有し続けてもいいかもしれませんが、事業でドルをもらっているなら、その年度で換算して申告するのが良いかもしれませんね。
以上、ご参考までに(๑•̀ㅂ•́)و✧