気軽に安全性の高い電子決済が可能になるApple Pay(アップルペイ)。みなさん、利用していますか?
- なんだか不安…
- 情報が漏洩しそうで怖い…
- Suicaは登録していいけど、クレジットカードはちょっと…
なんて思って、まだApple Payを利用していない方も多いのではないでしょうか?でも、そんな心配は無用です。
安全性の高さは保証されているし、海外では数年前からスタートしているし、何より、財布の紛失リスクに比べたら、スマホの紛失リスクの方が低いと思いませんか?
Apple Payを利用できるiPhoneの種類
では、早速登録してみましょう…と言いたいところですが、実は、すべてのiPhoneでApple Payが利用できるわけではありません。
Apple Payが利用できるのはiOS10.1以降の下記のiPhoneです。
- iPhone6
- iPhone6 Plus
- iPhone6s
- iPhone6s Plus
- iPhoneSE
- iPhone7
- iPhone7 Plus
Suicaが使えるのはiPhone7とiPhone7 Plusだけですが、ネットショッピングなどは、6以降のiPhoneでも決済可能です。
(つまり、上記のiPhoneであれば、Apple Payにクレジットカードを登録することができます)
Apple Payに登録・追加できるクレジットカード
そして、すべてのクレジットカードがApple Payに対応しているわけではありません。
- 三菱東京UFJ(VISA)
- au Wallet プリペイドカード(Master Card)
- 楽天銀行(JCB)
▲僕は、上記の3つのクレジットカードを持っているんですが、登録できたのは「楽天銀行カード」だけでした。
どのクレジットカードが登録できるのかは、別記事でまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
Apple Payにクレジットカードを登録する方法
では早速、「Apple Pay(iPhone)にクレジットカードを登録する方法」をご紹介します。
「設定」の中にある「WalletとApple Pay」をタップ。
「カードを追加」をタップ。
画面右上の「次へ」をタップ。iOS10.1にアップデートした時はこの画面からスタートします。
「クレジット/プリペイドカード」をタップ。
クレジットカードの表面を枠内に入れます。上手く読み込めない場合は、手動で入力しましょう。
名義(例:TAROU YAMADA)を入力し、「次へ」をタップ。
クレジットカードの裏面にあるセキュリティコードを入力し、「次へ」をタップ。稀に、表面にセキュリティコードがあるクレジットカードもあります。
画面右上の「次へ」をタップ。
認証方法を選択し、「次へ」をタップ。SMS(電話番号へのメール)での認証作業が簡単でおすすめです。
すぐにメールが届くので、本文中の「認証コード」を控えます。一番下のコードではありません。
Apple Payの設定画面に戻り、先ほど控えたコードを入力し「次へ」をタップ。
これで登録完了です。
Apple Payの使い方(クレジットカードの決済方法)
実は、Apple Payにクレジットカードを追加した瞬間からApple Payが利用できます。特別な設定などは必要ありません。
例えば、僕は今回楽天カードを追加したんですが、「QUICPay」が利用できる店舗であればどこでも決済できます。
使い方はとても簡単。ロック画面でホームボタンを2回押して、iPhone7(Plus)をリーダー(カード読み取り機)に置くだけ。
(▼この画面になっていれば決済することができます)
本来は、ホームボタンを2回押して指紋認証…という流れなんですが、指紋認証がものすごい速さで終わるので、ホームボタンを2回押した時点で指紋認証が終わっているはずです。
使ってみた感想
- ダイソー
- イオン(食品館)
で、実際にApple Payを使ってみたところ、問題なく使えました。決済が完了すると、「小さい音」が鳴り、画面に一瞬「完了」の文字が表示されます。
一方、エラーになった場合は、リーダー(カード読み取り機)が赤くなり、iPhone側で「エラー音(メール送信失敗の時などに鳴るプリセット音)」が鳴ります。
(両方実際に経験済み)
ロック画面でホームボタンを2回押してもクレジットカードが表示されない場合
改めて言いますが、ロック解除後ではなく、ロック中にホームボタンを2回押すことで先程の画面になります。(一度解除してしまうと、ただ起動中のアプリが表示されるだけ)
ロック画面でホームボタンを2回押したのにクレジットカードが表示されない場合は、設定がオフになっている可能性があるので設定変更しましょう。
「設定」→「WalletとApple Pay」と進み、下記の画像のように「ホームボタンをダブルクリック」のボタンが緑色になればOKです。
Apple Payに登録したクレジットカードを削除する方法(iPhone)
Apple Payに登録したクレジットカードですが、非常に簡単に削除することができます。
「設定」の中にある「WalletとApple Pay」をタップ。
登録したクレジットカードをタップ。
一番下にある「カードを削除」をタップ。これでカードが削除されます。
Apple Payに登録したクレジットカードを削除する方法(iCloud)
もちろん、「iPhoneを紛失」しても大丈夫。iCloudにログインすることで、Apple Payに登録したクレジットカードを削除することができます。
今回は、パソコンでの操作方法をご紹介しますが、ネットに接続できる端末(友達のiPhoneとか家族のパソコン)であれば、同様の操作が可能です。
まずは、iCloudにログイン。
「許可する」をタップ。
「Apple Pay」をタップ。2ファクタ認証できなくても問題ありません。
登録したクレジットカードの下にある「削除」をクリック。
もう一度「削除」をクリック。これで完全にクレジットカードが削除され、利用することができなくなります。
まとめ
おそらく、セキュリティ的に安心なのは、「Apple Payにクレジットカードを登録して、クレジットカード本体を家に保管する」ことだと思います。金庫があれば鉄壁ですね。
ちなみに、同じカードの「登録→削除」は何回やっても大丈夫です。クレジットカード会社から連絡がくることもありません。
登録も削除も非常に簡単なので、Apple Payが利用できるiPhoneを持っている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?