どうも。自他共に認めるアップル信者です。たまに、「iPhone壊れたから修理に出す!」と、パニックになった人を見かけます。
「どれどれー?」とiPhoneをチェックしてみると、放電っぽい状態になっていたり、アップデート画面でフリーズしていたり。
そんな時、最も簡単な解決方法があります。
強制再起動
これは昔からある方法なのですが、意外に知らない人が多いので改めて。
iPhoneは電源(ロック)ボタンの長押しでオンオフができますが、フリーズした時などに強制的に再起動する方法もあります。
iPhoneが壊れたと思ってサポートセンターへ電話する前に、アップルストアに持ち込む前に、まずはこの強制再起動を実行してみてください。
iPhone6s以前の手順
ホームボタンと上部のボタン(またはサイドボタン)を長押しするだけ。
5〜10秒も押していれば、すぐに元通りになるはずです。
iPhone7の手順
iPhone7は、強制再起動の方法が違います。
- 右上の「電源ボタン(ロックボタン)」
- 左上の「音量下げるボタン」
の長押しです。
iPhone X、iPhone8の手順
- 音量上げるボタンを短く押す
- 音量下げるボタンを短く押す
- サイドボタンを長押し
何かある前に完全バックアップを
せっかくなので、関連情報も。
みなさん、バックアップしてますか?え?iCloudでバックアップしてるから大丈夫だって?
うーん。死亡フラグですね。iCloudのバックアップは当然のこと、パソコンにもバックアップをとりましょう!
その理由は、iCloudへのバックアップは不完全であり、パソコンへのバックアップは完全だからです。
よって、復元にも違いが出てしまい、前者は不完全な復元、後者は完全な復元になります。
完全と不完全の違い
完全とか不完全とか言いましたが、どのくらいの差があるのでしょうか?
そこまでヘビーに使用していないユーザーは特段問題がないかもしれませんが、iPhoneに頼りっぱなしの人は気を付けてください。
たいていの人は、iCloudを無料で利用しているはずです。そして、この無料のストレージ(容量)は「5GB」です。
あなたのiPhoneの容量は何GBですか?間違いなく5GB以上ありますよね?しかも、他の目的でもiCloudを利用していますよね?
そう、iCloudにはiPhoneのデータが完全に保存されていないんです。公式サイトにもその旨が記載されています。
iCloud には購入したコンテンツの情報がバックアップされますが、購入したコンテンツそのものはバックアップされません。iCloud バックアップから復元すると、iTunes Store、App Store、または iBooks Store から、購入済みのコンテンツが自動的にダウンロードされます。
つまり、故障して元通りにするためには、それなりに時間がかかるということです。しかも、このようなリスクもあります。
一部の国ではダウンロードされないコンテンツもあります。
そして、僕も実際に体験したことですが、iCloudのバックアップファイルが壊れることがあるんですよ。
これに関しては、普通の人ではお手上げ状態で、アップルでも解決できないので気を付けてください。
パソコンにバックアップをする方法
iCloudの設定よりも、パソコンにバックアップをする方が簡単です。
パソコンとiPhoneをケーブルでつなぐだけ。ただし、iTunesは必要なので、ダウンロードしてインストールしておきましょう。
iTunesのダウンロードはこちらから→http://www.apple.com/jp/itunes/download/
では早速バックアップしてみましょう。
①まずはiPhoneをパソコンとつなぎます。もちろん、Windowsでも大丈夫ですよ。
②バックアップの項目の中の「このコンピュータ」にチェックし、「今すぐバックアップ」をクリック。
③「iPhoneの中に入ってるデータをパソコンに入れますか?」と聞かれるので、「購入した項目を転送」をクリック。iCloudと違い、コンテンツ自体もバックアップしてくれます。
④最新のバックアップで、「このコンピュータ:」が表示されていれば成功です。しっかり、iCloudとは別にバックアップされています。
iPhoneが本当に壊れている場合とパソコンにバックアップできない場合
「それは壊れたのではなく、一時的に状態がおかしくなっているだけですよ」というケースが多いので、こういう話をしましたが、中には本当にiPhoneが壊れている場合もあるでしょう。
その場合は修理が必要なので、こちらの記事を参考に修理を依頼してみてください。
また、iPhoneが壊れて操作できない時のバックアップと復元方法!の記事でまとめていますが、iPhoneが壊れてバックアップができない場合は【iPhone修理アイサポ】のような修理店に修理を依頼するのがスマートです。
- iCloudにはバックアップしていたけど、パソコンにはバックアップしていなかった
- iPhoneの操作ができずに、本体の初期化もバックアップもできない
など、困った場合はぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
便利な世の中になり、あらゆることをスマホに任せてしまいがちですが、いざという時のためにバックアップは必ずとりましょう。
パソコンにもiCloudにもバックアップがない人は本気で心配です…!iCloudとパソコン、両方へバックアップしてこそ、安心が手に入りますよ!