昨年の確定申告、当時のMac最新OSだった「High Sierra」でe-Taxが利用できず困ったんですが、今年(2019年)からWindows・Macともに正式に最新OSでも利用できるようになりました。
ただ、これは国税庁のサイトで書類を作成する場合の話で、データインポートでの電子申告に関しては従来通り最新OSには正式に対応していません。
つまり、クラウド会計ソフトなどからxtxファイルを出力して、e-Tax側でそれを取り込み電子申告…といったことを最新OSでやるのは推奨されていないということですね。
で、気になるのは、今年(2019年)の確定申告時期の最新OS「Mojave」もこれまでと同じようにe-Taxが利用できないのか…ということですが、結論から言うと利用可能です。
(※もちろん、推奨環境ではないので当サイトでも推奨はしません)
ただ、「エラーが出て先に進めない…」「やっぱりMojaveだとダメなのかな?」なんて悩みも少なからずあると思うので、この記事ではそんなエラーの対処法についてお話ししようと思います。
主なエラー
おそらく、発生しているエラーは「設定状況」の部分ではないでしょうか?
このエラー、僕のMacでも当初発生していて、この状態のまま進めたところ送信できませんでした。
エラーの対処法
実はこのエラーの対処法は非常に簡単です。
(というより、本来は発生しないエラーです…苦笑)
まず、必要なのはこの「事前準備セットアップ」ツールのインストールです。
こちらのページからダウンロードできるので、これをインストールしてください。
その後、Safariの環境設定を開き、「機能拡張」タブをクリック。
すると、左側にe-Taxソフト(WEB版)というものがあるので、そこにチェックを入れます。
これで、設定状況のエラーがなくなるので、最後の電子署名の付与と送信ができるようになります。
freeeでの電子申告がベスト
おそらく、今後のMac最新OSでも特段問題なくe-Taxは利用できるのだと思います。
実際、2019年は国税庁の確定申告書等作成コーナーが正式に最新OSに対応しているので。
ただ、あえて言いますが、こんな面倒な思いをするならfreeeを使うべきだと思います。
会計ソフトを使わずに一生懸命自分で書類を作っているドMな人は別として、事実上、個人事業主(フリーランス)にとってクラウド会計ソフトって必須アイテムじゃないですか。
で、マネーフォワードクラウド確定申告(MFクラウド確定申告)とか、弥生(やよい)とか、クラウド会計ソフト側でe-Tax用のデータを出力して電子申告している人も多いと思うんです。
ただ、freeeならそんなことする必要もなく、freee上で電子申告が可能なので、e-Taxと連携した送信に比べてめちゃくちゃ簡単です。
※どのくらい簡単かは別記事にまとめているので、ぜひ見てください。
他のクラウド会計ソフトを使っている場合でも、そのデータをfreeeに取り込めるので、確定申告に時間を奪われたくないなら、ぜひfreeeを試してみてください。
もちろん、無料期間もありますよ。