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2019年はマイナンバーカードがなくてもe-Taxで確定申告が可能に

2月18日(月)〜3月15日(金)は2019年の確定申告の期間です。

準備はできていますか?

僕は昨年、愛用しているクラウド会計ソフトのfreeeとe-Tax(電子申告システム)を連携させて自宅で確定申告をしたのですが、あっという間に終わって本当に感動しました。

毎年劇的にシステムが変わるわけではないので、2019年の確定申告も2018年のそれと基本的に同じですが、2019年から導入されたものや環境の変化が少なからずあるので、この記事ではそこら辺の気になるポイントを詳しくお話ししてみようと思います。

マイナンバーカードがなくてもe-Taxが使えるように

2019年の確定申告で1番大きなニュースはマイナンバーカードがなくてもe-Tax(電子申告)が利用できるようになったことです。

マイナンバーカードの普及率は1割ほどと信じられないくらい低いのでマイナンバーカード交付状況、これはほとんどの方にとって嬉しいニュースではないでしょうか。

新しく追加されたのは「ID」と「パスワード」を入力するタイプの申告方法で、税務署に行けばそれらが記載された「届出完了通知」を発行してもらえます。

マイナンバーカードの発行には時間がかかるので、確定申告の期間に申請する場合は基本的に間に合わないのですが、新方式であれば確定申告の期間内でも間に合うのでそこが1番の違いと言えますね。

補足

マイナンバーカードの交付申請はこちらのページから可能です。

ただ、ID/パスワード方式は一時的な施策でいつかはなくなるので、「マイナンバーカードの交付申請はしてないけど今すぐe-Taxが利用したい!」という場合を除き、今のうちにマイナンバーカードを用意しておくのが良いかと思います。

スマホやタブレットから電子申告が可能

2019年の確定申告で2番目に大きなニュースはスマホやタブレットからでもe-Taxが利用できるようになったことです。

利用には先述の「IDとパスワード」が必要で、それ以外に特別な条件はありません。

補足

マイナンバーカードは不要ですが、マイナンバーの通知カードに記載されている番号は必要です。この通知カードは誰もが必ず受け取っています。手元にない(紛失した)場合は、警察に遺失届を出した上で役所で再発行してもらってください。(引用元:通知カード、マイナンバーカードを紛失してしまった場合はどうしたらいいですか?

スマホでの操作画面はこちらのページで確認できますが、割と快適に操作できる印象を受けました。

【関連】スマホ専用の確定申告書作成ページはこちら

ページが閉じれない時の対処法

けっこう慌てる方が多いと思うので書いておきます。

スマホ専用の確定申告書作成ページですが、別タブで開いた後、戻る系のアクションが一切禁止されているので、ページを閉じる時はタブから操作する必要があります。

以下はiPhone標準のブラウザでの操作手順です。

サファリのタブボタンをタッチ

タブボタンをタッチ

確定申告書類の作成ページを左にスワイプ

確定申告書類の作成ページを左にスワイプ(指で画面をなぞるように)

個人事業主向けではない

別記事でまとめましたが、スマホ版e-Taxはどうやら個人事業主(フリーランス)向けではないようです。

青色申告をしている個人事業主は例年通りっぽいので、WindowsユーザーもMacユーザーも、簡単に確定申告(電子申告)したい方はfreeeを使ってみてください。すぐ終わります。

Windows、Macともに最新OSでe-Taxが使える

個人的にはこれが2019年の確定申告で1番のビッグニュースなんですが、Windows、Macともに最新のOSが対応しています。

もちろん、それに伴いブラウザも最新のものが利用できます。

WindowsWindows 10
MacOS 10.14(Mojave)

僕が使っているクラウド会計ソフトのfreeeは元々最新OSに対応していたんですが、他のクラウド会計ソフトは最終的に国税庁のページで申請しないといけなかったので、色々と工夫が必要だったんですよね。

例えば、昨年は普通の方法でMacでe-Taxが使えなくてコメントでやり方を教えてもらいました。

僕はフリーランスなのでいずれにしてもクラウド会計ソフトを使う必要がありますが、収入はないけど確定申告をしたい、会計ソフトを使うまでもないほど単純な取引しかない、クラウド会計ソフトに電子申告機能がない…なんて場合でも安心です。

クラウド会計ソフトの利用は確定申告の期間内でも可能

確定申告の期間になってから「え!確定申告のことなんて知らなかった!」なんて慌てているかもしれませんが(フリーランス1年目の方とか)、ご安心ください。今からでも間に合います。

クラウド会計ソフトを使えば、1年以上前の明細(収入や支出など)を取り込むことも可能なので、期間内に使い始めても十分間に合います。

自力でやることも可能ですが、そこら辺の知識がないと手間と時間が信じられないくらいかかるので絶対使った方がいいです。

有名どころはfreeeとMFクラウド確定申告で、どちらを選んでも同じですが、比較した結果僕はfreeeを選びました。

どちらも無料期間があるので、ぜひ試してみてください。


カテゴリー:確定申告・年末調整

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