どうも、「Apple Care+(iPhoneの保険)なんて必要ないよ」と言っていたシェフです。
この度、モバイル保険というモバイル機器全般に対応している保険に加入しました。
iPhone Xが壊れて「67,392円」の修理料金がかかり、保険なしで使うのが怖くなったからです。
正直、iPhone Xが壊れていなければ今も「スマホに保険なんて必要ないでしょ」と思っていたはずですが、一度こうやってスマホを壊して後悔しないと保険の大切さってわからないもんなんですね…笑
これを聞いて「え、怖…!!」と思ったなら、今すぐ何かしらの保険入ることをおすすめします。
これを聞いても「いやいや、スマホなんて大切に使っていれば壊れないもんなんだよ」と思ったなら、もう少し僕の話を聞いてください。
あの時保険入っておけば良かった…
なんて後悔するかもしれませんよ…
スマホの高級化で保険の必要性が格段に高くなった
- スマホに保険は必要か
- スマホの保険は損か得か
みたいな論争ってあるじゃないですか。
かくいう僕も得をすると思っていなかったのでApple Care+(iPhoneの保険)に加入していなかったわけですが、昔と今では話がまるで違います。
「昔は大手キャリアで2年契約して端末台を毎月割引してもらう。実質負担ほぼなし」という形で最新端末を手に入れるのが一般的で、端末代は6〜7万円台が主流でした。
2年前(2016年)に発売したiPhone 7は「78,624円」が最安値でしたね。
しかし、その1年後に発売したiPhone Xは「121,824円」が最安値と、実に4万円強も値上がりしました。
この高級路線は今も続いていて、「iPhone Xs」「iPhone XS Max」など、もはやスマホの最新端末は10万円以上するのが普通になっています。
これは何もiPhoneに限った話ではなく、Googleから発売されたAndroid端末の「Pixel 3」なども最安値は10万円ほどです。
で、ここが肝心なんですが、端末代が高くなると必然的に修理料金も高くなるわけです。
ちょうど僕が「Apple Care+必要なくない?」と言っていた時の修理料金の一覧表が下の画像なんですが、見てください。
この時(2016年)は、Apple Care+に未加入でも、どれだけ壊滅的な状態でも、34,800円(税別)で修理してくれました。
ところが、その1年後に発売されたiPhone Xは同じ状況だと62,400円(税別)も修理料金がかかります。
…めちゃくちゃ高くないですか?
こういう現状を踏まえると、昔よりも保険の必要性は確実に高くなったと言えます。
iPhone Xは壊れやすかった…
「Apple Care+って必要ないよね」という僕の意見の背景には、いくつか理由がありました。
詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいですが、簡単に言うと「iPhoneはそもそも簡単に壊れないし、ケースやフィルムをちゃんと付けると耐久性かなり高くなるよ。だから保険に入る必要性を感じないんだ」という内容です。
これ、iPhone4から使っているユーザーとしてのリアルな意見だったんですが、悲しいことにiPhone Xにはこの常識が通用しませんでした…
断言しますが、iPhone Xはかなり壊れやすいです。
(iPhone XSなどの後継機も仕様は同じなので、同様に壊れやすいはずです)
まず、ガラスパネルになった背面。
これ、ケース付けてても、ポケットからポロッと落としただけで割れました。
背面の傷ならケースでごまかして使うこともできましたが、極めつけはディスプレイの故障。
こちらもポケットからポロッと落としただけなのに緑の線が画面に入りました。
落とした地面はコンクリートだったんですが、これ今までのiPhoneなら壊れなかったんですよ。本当に。
ディスプレイの緑の線に関しては同様のトラブルがあったみたいなので無償修理にならないかなーと淡い期待もあったんですが、普通にお金かかりました(チーン)
モバイル保険に加入した理由
フィルムやケースをちゃんと付けていたのにiPhone Xが壊れて、67,392円もの高額な修理料金が発生して、さすがの僕も保険に入らずにスマホを使うことが怖くなりました。
だって、また修理になったら購入価格よりも多くお金を払うことになるんですよ?そんなの普通に考えて無理じゃないですか。
ただ、残念なことにApple Care+は購入時か、購入してから30日以内じゃないと加入できないので、僕のiPhone XはApple Care+の恩恵を受けることができません。
ということで、この機会に前から気になっていたモバイル保険に加入することにしました。
モバイル保険とは「モバイル機器全般に対応した保険」のことで、iPhoneやiPadを始め、Mac(パソコン)やAndroidのスマホなど保証範囲が広い保険です。
モバイル保険の主な特徴は以下の通り。
- 月額700円
- 年間最大「10万円」まで保証
- 3台まで保証の対象にできる
- 購入(または修理交換)してから30日経っても加入できる
- 追加・変更などの管理が楽
それぞれ詳しくお話しします。
メリット1.自己負担0円で修理できる
執筆時点のApple Care+ for iPhoneの値段は月額666円(年間15,984円)、モバイル保険は月額700円、料金はどちらもほぼ同じです。
ただ、Apple Care+は修理の時に別途「修理料金」がかかりますが、モバイル保険は修理料金も保証の対象。
年間で最大10万円まで保証されるので、自己負担0円で修理できるのが大きな魅力です。
メリット2.保証の対象端末が最大3台まで
Apple Careは「1台につき1つの保証」ですが、モバイル保険は主端末(1台)と副端末(2台まで)の計3台まで保証されます。
例えば…
- iPhone(主端末)
- iPad(副端末)
- Mac(副端末)
の3つの端末を登録した場合、万が一これらの端末が壊れると年間で10万円まで保険金がもらえるわけですね。
ちなみに、修理ではなく「有償交換修理」でも保険金はもらえます。
主端末と副端末では保険金の上限が違う
1つ注意点があるとすると、主端末と副端末で保険金(修理になった場合にもらえるお金)が違うことです。
主端末は最大10万円、副端末は合計で最大3万円です。
何を主端末にして何を副端末にするか迷うかもしれませんが、壊れる確率と修理料金の高さで決めるのが良いと思います。
例えば、Macの方が修理料金は高いですが、基本的にはiPhoneの方が壊れる確率が高いので、iPhoneを主端末にするのがベターです。
逆に、MacBook Proを持ち歩いてカフェでもよく使うなんて場合はMacBook Proを主端末にするのがベターですね。
メリット3.購入後しばらく経ってからでも加入できる
Apple Careとの最大の違いはこれですね。
購入時もしくは購入後30日以内じゃないと加入できないApple Careと違い、モバイル保険は購入後1年以内なら加入できます。
さらに、僕がまさにこのケースだったんですが、交換修理の時は「購入」と同じ扱いになるので修理が完了してから1年以内であれば加入できます。
メリット4.保証して欲しい端末を一元管理できる
iPhoneやiPadなどの特定の商品と紐付いてるApple Careと違い、モバイル保険は登録されたモバイル端末(最大3台)と紐付いている保険なので、携帯を買い替えたり、キャリアが変わっても、マイページから簡単に登録内容を変更できます。
機種変更した場合も、新しいスマホの情報を登録するだけですぐに保証開始になるのでなかなか便利ですよ。
また、Apple、Google、その他メーカーなど、様々なメーカーの端末を使っている場合も、モバイル保険だけですべて管理できるので、手間がかからず便利だと思います。
まとめ
- 端末代が高くなり、それに伴い修理料金も高くなっている
- iPhone XやiPhone XSなどはそもそも壊れやすい(背面ガラスパネルなど)
といった理由から、お金に余裕がある方以外は何かしらの保険に入った方がいいと思います。
有名なのはモバイル保険なので、特に理由がなければやはりモバイル保険に加入するのがベストかと。
また、どうしても保険に入りたくないのであれば、1万円以上する頑丈なケースやフィルムを買った方がいいです。
(ゴリラガラスの保護フィルム貼ってたのにディスプレイ故障しましたからね…)
今後の端末の耐久性がどうなるかわかりませんが、「67,392円」の高額な修理料金を払ってしまうと、外で気軽にスマホ触れなくなりますからね…
僕のような悲惨な目にあわないように!!
対応は早い方がいいですよ!!
【追記】モバイル保険から保険金をもらいました
いやー、この記事書いてからもうすぐ1年というタイミングでなんと!
iPhone Xを落として再度端末交換しました…!
僕自身まさかこんなに早くお世話になるとは思いませんでしたが、兎にも角にもモバイル保険入ってて良かったです。