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iPhoneが壊れて操作できない時のバックアップと復元方法

iPhone By シェフ

それはある日の昼下がりのこと。

友達が血相を変えて家にやってきました。

「なんだろう?ティム・クックでも来たのかな?」と思って話を聞いてみると…

やばい!iPhone壊れた!

とのこと。

やれやれ…だからね、iPhoneが壊れたと思ってるけど、ホームボタンと電源ボタン(ロックボタン)の長押しで直ると何度言えば…

壊れて操作できないiPhone

(えー!本当に壊れてる…!)

iPhoneが…ちゃんと壊れてました!

実は、ここまで「ちゃんと壊れたiPhone」を見るのは初めてです。

2階からiPhone落としたそうです。マジかよ。

  • 画面がバッキバキに割れてる
  • 画面にカラフルな変な線しか映らない

かろうじて「中身」は無事でしたが、着信があっても振動するだけで電話に出ることができません。

僕はその状況を冷静に分析し…

iPhoneって2階から落としても中身は無事なんだ…!

と心の中で思っていました。ちなみに、iPhone6sです。

まずはバックアップができるか試そう

iPhoneが壊れたら心穏やかではないと思いますが、冷静に落ち着いて対処しましょう。

Appleのカスタマーセンターに電話するのはまだ早いです。

iPhoneが壊れて何も操作できないと思いますが、中身が無事なパターンもあるので、まずは「バックアップできるかどうか」試しましょう。

(僕の友達は、iPhoneは操作できませんでしたがバックアップはできました

※バックアップの方法はこちらの記事をチェックしてみてください。

一度もパソコンにバックアップしてない場合

iPhoneとパソコンを有線ケーブルでつないでバックアップ

スマホが一切操作できない状態だと基本的に無理な方法ですが、「画面はバキバキだけど、一部だけタッチできる」場合、以下の手順でバックアップが可能です。

  1. iTunesをダウンロードしてパソコンにインストール
  2. パソコンとiPhoneをケーブルでつなぐ(iPhoneの充電器がケーブルです)
  3. パソコン側で「認証」する
  4. iPhone側で「信頼」する
  5. コンテンツを転送するかどうか聞かれるので「転送」する(転送しなくてもいいです)
  6. 「新しいiPhone」として設定
  7. 画面右下にある「このコンピュータ」にチェック
  8. 「今すぐバックアップ」をクリック

どうしてもバックアップできない場合

iPhone側で「信頼」をタッチできない場合や、「パスコード(パスワード)」を入力できない場合、

  1. 有線ケーブルでiPhoneの画面を他のデバイスに出力
  2. iPhoneに有線マウスやBluetoothのキーボードを接続して操作

などを試そうとする方もいるはずですが、Androidと違いiPhoneではそういったことができません。

ただ、方法がないわけではなく、実はこのようなトラブルを迅速に格安で解決してくれる【iPhone修理アイサポ】のような修理店が存在します。

実店舗もありますし、宅配修理にも対応しているので住んでいる場所に関わらず修理が可能です。

さらに、Appleによる修理と違い、iPhoneのバックアップや初期化をする必要がないので、スマホが一切操作できない、バックアップを一度もしていない場合でも修理を依頼できます。

POINT
  1. iPhone4〜8、X、XS、Plus、SE…と、ほぼ全機種対応しています
  2. 見積もりは無料WEB予約は24時間受付中です
  3. 宅配修理は「送料無料・代引き手数料無料」と、修理代以外の費用はかかりません
  • 思い出の写真
  • 長時間プレイしたゲームデータ
  • 仕事の大事なデータ

など、どうしてもバックアップしたいデータ、絶対に取り戻したいデータは【iPhone修理アイサポ】に取り戻してもらうと良いかもしれません。

関連リンクアイフォン修理、即日完了、データそのまま!

iPhoneを初期化&「iPhoneを探す」をオフにしないと修理に出せない

「バックアップしたから早速修理出さなきゃ!」と思った方、ちょっと待ってください。

実は、以下の2点が完了しなければiPhoneを修理に出すことができません。

  1. iPhoneの初期化
  2. 「iPhoneを探す」をオフにする

でも今は、iPhoneを操作することもできませんよね?

ということで、他の端末から自分のiCloudにログインして操作する必要があります。

  • 自分のパソコン
  • 家族のスマホ
  • 友達のタブレット

など、インターネット接続できる端末であれば何でもOKです。

他の端末からiPhoneを初期化&「iPhoneを探す」機能をオフにする方法

今回は例として、パソコンから操作する時の手順をご紹介します。

スマホやタブレットでの手順も同じはずです。

iCloudのサインイン画面

iCloudにアクセスし、IDとパスワードを入力してサインインします。

POINT

「iPhoneを探す」機能がオンになっているということはiCloudのアカウントがあるということです。

  1. Apple ID(メールアドレス)
  2. パスワード

のどちらかを忘れた場合は、同じ画面にある「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をクリックして再設定してください。

Apple IDを使ったデバイスへのサインイン許可画面

「許可する」をクリックするか、このポップアップ以外の画面のどこかをクリックします。

すると、「iPhoneにコードが記載されているSMSを送ったので、SMSに記載されている数字を入力してください」と言われます。

はい、無理ですね。

だって、壊れて操作できないんですから。

で、ここで「お手上げ!」となる方もいるかもしれませんが、実は、コードは入力しなくてもOKです!

2ファクタ認証をスキップして「iPhoneを探す」をタッチする

その下にある「iPhoneを探す」をクリックしましょう。そのまま先に進むことができます。

すべてのデバイス画面

画面の上部に「すべてのデバイス」という項目があるので、そこをクリック。自分のデバイスが一覧で表示されるので、削除したい端末をクリック。

「iPhoneの消去」をクリック

画面の右側にある「iPhoneの消去」をクリック。

iPhoneの消去を確定

「消去」をクリック。これで、iPhoneのデータがすべて削除され、iPhoneを探す機能もオフになります。

修理の依頼方法

これで修理を依頼することができるので、早速手配しましょう。

まずは…と言いたいところですが、修理の依頼方法は以下の関連記事で詳しくご紹介してるので割愛します!

エクスプレス交換サービスは超便利

今回、僕の友達は「エクスプレス交換サービス」を利用したんですが、これ便利ですね!

エクスプレス交換サービスとは?

iPhoneがいつも手元にないと困る、すぐに交換してほしい、という方に便利なサービスです。お申し込みになりますと、指定の配送業者がiPhoneの交換機をすぐにお届けにあがりますので、それと引き換えにご自分の iPhone を配達員にお渡しください。修理サービス中はこの交換機をお使いいただけます。

iPhone エクスプレス交換サービス

後は、SIMカードを差し替えてバックアップしたデータを交換機に復元すれば普通に使えます。すぐにiPhoneが使えないと困る場合はこれを利用してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、AppleCare+に加入している方は無料で利用できますが、AppleCare+未加入だと別途料金がかかります。そんなに高くないはずですが。

サイトには「詳細はお問い合わせください」としか記載されていないので、状況に応じて料金が変動しそうです。

復元方法

iPhoneを修理に出した後は工場出荷状態(初期状態)になっているため、バックアップデータから復元します。

特別な操作があるわけではなく、普通にiPhoneを使い始めるとバックアップデータから復元するかどうか聞かれるので、案内に従って進めていけばOKです。

基本的には以下のどちらかの方法ですね。

  1. iCloudにあるデータから復元
  2. パソコンにあるデータから復元

【参考】iPhone、iPad、iPod touch を設定する

まとめ

「えーっと、これで修理依頼できるからAppleに電話して…って、そうだ。iPhone壊れてるんだった…電話貸してください…」

というベタなボケをかましていましたが、無事に修理を依頼することができて良かったです。

僕はAppleCare+に加入してないから気をつけないとなぁ。

※iPhone Xの故障をきっかけに今はモバイル保険に加入中。

iPhoneが使えなくて大変だと思いますが、こんな時こそ冷静に対処しましょう!

参考にしていただければ嬉しいです!


カテゴリー:iPhone

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