引っ越してメンタルが安定してきたので書きます。
実は、1年ほどのアパート生活で「鬱(うつ)状態」になりました。
原因は騒音トラブル。
住み始めてからすぐに騒音に悩まされましたが、塵も積もればなんとやらで、我慢し続けた結果、最後には「何もしていないのに涙が溢れ出る」くらいにはメンタルがおかしくなってました。
あ、一応言っておくと、病院には行っていないので実際に「鬱」と診断されたわけではありません。そうなった経緯と症状から自分で鬱だと判断した次第です。
これまでの人生、割とブラックな職場で仕事をしたり、それなりにキツイ思いもしてきましたが、最も居心地が良いはずの自分の家で鬱になるとはゆめゆめ思ってもみませんでした。。
大失敗だった引っ越し
すべてはここから始まりました。
子連れでの引っ越しだったので、迷惑にならないようにと「1階」の「木造以外」の物件を中心に探しました。
で、最終的に選んだのが「軽量鉄骨造」の「アパート」。
複数の不動産会社に足を運び、内見もして、納得のいく部屋探しができたはずでした。
…が、これが本当に最悪な物件で(笑)
「軽量鉄骨造」という名前から防音性能を期待していたんですが、まーーー全然ダメでしたね!いや、本当に。
話し声は聞こえるわ、くしゃみは聞こえるわ、足音は聞こえるわ、あれほど自分のダメさを嘆いたことはなかったです。
※ここら辺の話はこちらの記事に詳しく書いてるので良かったらどうぞ。
非常識な住人
物件選びに失敗して落ち込んでいた僕ですが、「非常識な住人」によってどん底に突き落とされます。
ざっくり言うと「渋谷ハロウィンで暴れている若者」って感じの人が住んでたんですよね。「管理会社も良くこの人に部屋貸したな…」って思いましたよ。
びっくりしたのが入居してすぐの騒音。
大きな音でテレビを見ているくらいなら我慢できたんですが、我慢するとかしないとかのレベルじゃない騒音でたまらず警察に相談しました。
まあ、これで騒音トラブルが解決していたらこの記事を書いていないのでまだまだ悩まされることになるんですが、この騒音トラブルが深刻化してきたのがペットの鳴き声が聞こえてきてから。
自分で飼い始めたのか、実家から連れてきたのか、友達や恋人から預かっているのか、いずれにしてもペット不可の物件だったので、これにはさすがに怒りを覚えました。
ずさんな管理会社
ペット不可の物件にペットがいるのは明らかな契約違反なので、すぐに管理会社に相談しました。
ただ、この話は別記事にもまとめているんですが、ペットの存在を伝えたのにも関わらず、ペットがいるかどうかの確認もなく、3回相談して3回とも全部屋チラシ配布という最悪な対応でした。
これにはさすがの僕も耐えかねて、4回目の相談時には「ペットの飼育が禁止されていることもこの物件を選んだ理由ですし、これは騒音とかの問題でもないと思うのですが、このままずっとチラシ配布での対応ですか?」と言いましたよね。
この相談でやっと対応してくれたようで(それでも注意だけですが)、ようやくペットの鳴き声は聞こえなくなったんですが、ここまで数ヶ月かかっていて、メンタルが徐々におかしくなっていたことは薄々気づいていました。
外にいる時も頭の中は騒音のこと
ペットの鳴き声が聞こえなくなったからと言っても、そういうことを平気でやっちゃうような住人なので、その後も騒音には悩まされていました。
外にいる時も、遊んでいる時も、そのことを考えてしまうほど。
「昨日は友達来てたのか、いつもよりうるさかったな…」とか、「深夜にケンカしててうるさかったな…」とか。
程度の差こそあれ、その状態は半年ほど続いたと思います。
- 娘はまだ小さくて状況を理解していない
- 妻も騒音には迷惑していたけど僕ほど問題視していなかった
- 入居したばかりだから金銭的に引っ越したくないし、1年経ってないから退去する時に違約金が発生する
そういった環境下での生活というのもけっこうキツかったですね。
わかってくれる人がいないというか、逃げ場がないというか、多分、2割増しで神経質になっていたと思います。
入居して1年後に引っ越し
こういうのは気持ちの問題かもしれないと、無理に明るく振る舞ったり、マインドフルネス(瞑想みたいなやつ)をやってみたり、色々と頑張ってはみたものの、結局状況が改善することはありませんでした。
で、そんなこんなでメンタル絶不調のまま入居して1年経過。
なんかもう色々とどうでもよくなって、「このままここで生活するかー」と思っていたら、まさかのペット再来(笑)
この頃、特に騒音がひどかったので、良いきっかけかもと思い退去することにしました。
いやー、無鉄砲にもほどがあるというか、退去勧告リスクとか原状回復時の費用のこととか何も考えてないのかなーと、本気で心配になりましたね。
騒音トラブルを回避するためにできること(まとめ)
とまあ、今は割と元気になったんですが、こうして振り返ってみるとブラック企業で働いて鬱になった人みたいだなーと、我ながら不憫に思ってしまいました。
金銭的にキツくても早く退去するべきでしたね。逃げずに我慢して体壊したら元も子もないので。
最後に、今回の経験を基に騒音トラブルの被害者にならないための方法をまとめます。
- 集合住宅であれば(基本的に)アパートではなく「鉄筋コンクリート造」の「マンション」を選ぶ。良い物件があれば「戸建て」の賃貸も良い選択。
- なるべく、学校(大学や専門学校)の近く、繁華街の近くを選ばない。(住人の質が下がるため)
- おかしな住人がいたり、ダメな物件だとわかったら、すぐに引っ越す
賃貸ではなく物件を「購入」していたり、時期的・エリア的に選べる物件が少なかったり、色々と事情はあるかもしれません。
ただ、メンタルがやられるくらいなら一回リセットした方がいいです。リセットしてください。
購入したマンションならまだしも、賃貸物件ならそこに固執する必要はないと思うので。
近場での引っ越しならそこまでお金もかかりませんし、違約金を含めた退去費用なんてメンタルがおかしくなることに比べたら大したことない金額です。
ちなみに、「相手が悪いのに引っ越しするなんて嫌だ!」と思ったそこのあなた。
諦めてください。引っ越しするのが最善策です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
くれぐれも体調にはお気をつけて。
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。