物件探しをする時、
- バス・トイレ別
- 駅から徒歩15分以内
などの条件を提示して自分が住みたい家を探しますが、すべての条件を満たす完璧な家というのは中々見つかりませんよね。
家賃の上限を決めないのであれば不可能な話でもありませんが、基本的には「妥協」して物件を探す必要があります。
ただ、中にはどうしても諦めきれない条件があり、入居後になんとかしたい場合もあるかと思います。
例えば、温水洗浄便座(通称:ウォシュレット、シャワートイレ)。
「ウォシュレットなしの物件で我慢できるかなと思ったら想像以上に不便だからなんとかしたい…!」なんて方も多いのではないでしょうか?
ウォシュレットは勝手に設置してもいいの?
とはいえ、あくまで「借りている家」なので、ウォシュレットを勝手に付けるのは抵抗があるもの。トラブルも極力避けたいところです。
ですので、ウォシュレットを付けてもいいかどうか管理会社や大家さんに確認するのが無難ですが、構造上の問題で設置ができない場合を除き、基本的に断られることはありません。
なぜなら、ウォシュレットの設置は、壁に穴を開けたり、他の住人に迷惑をかけることがないからです。
ただ、特別な事情がない限り、入居時の便座に戻す「現状回復」は必要です。
入居者の立場だと、ウォシュレットを設置したまま退去した方が親切な気がしますが、ウォシュレットが原因でトラブルが起きる可能性もあるため、ウォシュレットを外さないまま退去した場合、撤去費用などを請求されることもあるそうです。
まあ、ウォシュレット関係のトラブルなんて滅多に起きませんし、この時代にウォシュレットがない賃貸物件もどうかと思うので、「え、ウォシュレット付けたまま退去してくれるの!?ありがとう!」と感謝されても良い気がするんですけどね。。
というわけで、大家さんや管理会社へ連絡することなくウォシュレットを付けることも可能ですし、現状回復すればいい話なんですが、基本的には大家さんや管理会社に連絡した上でウォシュレットを付けるようにしましょう。
おすすめのウォシュレットと設置方法
「ウォシュレットって高いんでしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は、値段はかなり安いです。
僕が買ったのはAmazonで大人気のウォシュレットなんですが、実質1万円ちょっとで買えました。
取り付け方などはこちらの記事に詳しくまとめているので参考にしていただければと思います!
ウォシュレットが設置できない物件とは?
「ウォシュレット付けちゃダメだよ」と言われることは基本的にないはずですが、構造上設置できない場合もあります。
- トイレ内(またはトイレの近く)にコンセントとアース端子がない
- トイレが狭い
- 便座が外れない
- タンクと便座の距離が近すぎる
など。こういう場合は残念ながら、一般的なウォシュレットは設置できません。
ただ、簡易的なウォシュレットなら設置できる可能性があります。
例えば、こちらはすべて電源不要で設置できるタイプ。執筆時点ではどれも5,000円以下で購入できます。
ユニットバスにも設置できますし、温水が出せるものもあるので、なかなか便利ではないでしょうか。
まとめ
物件探しの段階で、「この物件、ウォシュレットの設置は可能ですか?」と不動産屋さんに聞けば、大家さんや管理会社への確認、構造的に設置できるかどうかの確認をしてくれます。
ですので、「希望の条件はほぼクリアしているけど、トイレにウォシュレットが付いてないのがちょっと…」という物件がある場合、入居後にウォシュレットを自分で取り付けるのもおすすめですよ。
すでに入居している場合は、大家さんや管理会社へ連絡し、ウォシュレットが構造上設置できるか確認した上で作業してくださいね。
(トイレ内にコンセントとアース端子がある場合、基本的には設置可能だと思います)
以上、参考にしていただければ嬉しいです!