同じアパートに住んでいる人が非常識極まりない。
以前、許容範囲外の騒音で悩んで警察に相談したんですが、まったく懲りていないようで新たな騒音トラブルを巻き起こしました。
まさかの、ペット飼育不可アパートでのペットの飼育。
いやー、びっくりしますよね。非常識な人はどこまでも非常識なんだなと痛感しました…笑
静かに飼ってくれればまだしも、しつけていないのか鳴き声がとにかくうるさくて、一日中吠え続けてた日もあったほど。
最初は「誰かのペットを一時的に預かってるのかな?」と我慢もできたんですけどね。
静かになる様子がなかったので、結局色んなところに相談して対応してもらいました。
今は無事に騒音がなくなり割と平和に過ごせているんですが、意外と一筋縄ではいかなかったので、参考までに静かになるまでの経緯や対処法などをご紹介します。
相談した相手
僕が相談した相手と順番は以下の通り。
管理会社
別記事でも書きましたが、色々な事情を考慮すると「警察」に対処してもらうのがおすすめなんですが、今回はペットによる騒音トラブルで、そもそもの論点が「ペット飼育不可なのにペットを飼っている」ことだったので、まずは管理会社に相談しました。
ただ、結論から言うと、この段階での管理会社の対応は最悪でした。
3回ほど電話したんですが、いずれも「住人全体への書面での注意喚起(投函)」という対応で、騒音主にはまったく効果なし。
それで効果がないくらい非常識な住人だということを遠回しに伝えてはいたんですが、まったく聞く耳を持ちませんでした。
こちらとしては、
- 整合性をもたせるために騒音主にも事実確認をする
- 「ペット飼育(預かるのも含む)が発覚次第退去処分とする」といった内容のチラシを全体に投函する
みたいなことをしてくれると思っていたんですけどね。
この時は本当に残念な気持ちになりました。
警察
管理会社に2回相談したあたりで警察(110番)にも頼りました。
ペット不可かどうかは警察が考慮すべきことではなく、常軌を逸したレベルの騒音ではなかったので最初は躊躇したんですが、意外なことに、こういった相談にも丁寧に対応してくれました。
騒音主が居留守を使ったのか、本当にいなかったのか、警察官が直接注意することは結局できなかったんですが、「またいつでも連絡くださいね」と温かい言葉をくれました。
行政(役所)
他にも何かできないかと調べたところ、役所の方でも対応してくれるということでお願いしたんですが、結果はダメでした。
個別に注意してくれるとは言われましたが、やはり投函による注意喚起が限界のようで、何も進展はありませんでした。
管理会社の再三の注意で静かに
騒音トラブルがなくなったのは、もう一回管理会社に相談しようとダメ元で電話した後でした。
何度も電話したおかげか、事態の深刻さに担当者がやっと気づいて、この段階になって初めて騒音主に接触してくれました。
僕の言い分を信じて注意したのか、現地で事実確認したのか、電話でヒアリングしたのか、どういった手段を使ったのかはわかりませんが、ペットによる騒音はぴたっとなくなりましたね。
「騒音主と話したのでもう大丈夫です。また騒音があればすぐに相談してください」という連絡もありました。
管理会社は住人に直接注意できない…なんて情報もありますが、諦めずに何度も相談すれば管理会社はちゃんと動いてくれるという実例ではないでしょうか。
また、騒音トラブル全般に言えることですが、決してヒステリックにならず冷静に訴えかけるのも重要です。
法的な措置は期待できないし、裁判も割に合わない
今回の騒音トラブルは無事に解決しましたが、中にはどうしても解決できないケースもあると思います。
その場合、効果的な対処法は残念ながら「引っ越し」をすることです。
相手が100%悪いのに…!!
こう思うかもしれませんが、強制退去のような法的措置は期待できませんし、証拠を集めて裁判を起こしても割に合いません。
また、「敷金・礼金の返還」や「違約金の支払いなし」といった特例も基本的にあり得ないでしょう。
そこまでやってくれる管理会社ならとっくに対応してくれるので。
かなり雑な対応をする管理会社や大家さんもいるみたいなので、何度訴えかけても対応してくれない場合、損をしてでも引っ越した方が無難です。
四六時中騒音のことを考えてしまい、最悪それで「鬱」になる可能性もありますから。
まとめ
- 管理会社、警察、役所など、いろんな人に相談して早期の解決を図る
- 騒音のことと、規約に違反していること(ペット不可物件でペットを飼育している)を冷静に訴えかける
- 解決するまで何度も相談する
- 解決の見込みがなければ諦めて引っ越しをする
以上がこの記事のまとめです。
ペットによる騒音トラブルの解決の一助になれば幸いです。